ロンドンにて16日、数万人が参加する大規模なデモが行われました。一つは極右活動家のトミー・ロビンソン氏が呼びかけた「ユナイト・ザ・キングダム(Unite the Kingdom)」デモ、もう一つはパレスチナ支持を掲げる抗議活動と「人種差別に立ち向かえ(Stand Up to Racism)」団体による反ファシスト行進の合同デモです。警察は、対立する両陣営の衝突を防ぐため、騎馬警官やドローン、ヘリコプターを含む4000人規模の警備部隊を動員しました。

「ナクバ(大惨事)」を記念するパレスチナ支持集会は、1948年のイスラエル建国時にパレスチナ人が避難を余儀なくされた歴史を追悼するもので、ロンドン中心部のピカデリー広場周辺で行われました。一方、ロビンソン氏らが主導する極右デモはホルボーンから国会議事堂前まで行進し、演説が行われました。

現場では「移民問題が最大の懸念だ」「国境を守るべきだ」と訴える参加者の姿が見られ、中には「イングランドを再び偉大に(MEGA)」と書かれた帽子を被る人や、十字架を掲げて宗教的スローガンを叫ぶ人々もいました。メディアの空撮映像によると、極右集会には数万人が集まり、大量の英国旗や聖ジョージ旗が翻りました。反デモ側の参加者は数千人規模と見られています。

警察当局の報告によると、一連の抗議活動において計43人が逮捕されました。また同日、ウェンブリー・スタジアムで開催されたFAカップ準決勝(チェルシー対マンチェスター・シティ)においても、試合に関連して22人が逮捕されました。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:社會政治