(中央通信社 台北19日 記者 曾以寧)立法院(国会)は本日、頼清徳総統の弾劾案に関する記名投票表決を行い、可決に必要な定足数に達しなかった。民進党立法院党団の荘瑞雄幹事長は、弾劾案が一段落した後、与野党が共に民生や国家安全保障などの議案を理性的に議論・監督することを望むと述べた。 立法院会は本日、頼総統の弾劾案に関する記名投票表決を行い、与野党は甲級動員(最高レベルの動員)をかけた。投票結果は、野党の国民党と民衆党の56人の立法委員が弾劾案に賛成票を投じ、与党の民進党は50人の立法委員が反対票を投じた。規定により、可決の定足数に達しなかったため、弾劾案は不成立となった。 荘氏は弾劾案の記名投票表決後に取材に応じ、今回の弾劾案の理由は、行政院長の卓栄泰氏が財政収支画分法の副署を行わなかったことを口実に、一票一票選ばれた総統を弾劾しようとしたものだと述べた。ただ野党が国会で多数派であるからといって弾劾案を発動し、国会闘争の道具とすることは「非常に不適切だ」と語った。 荘氏は、弾劾案は中華民国の憲政設計において極めて厳粛な事柄であり、軽々しく発動するのは明らかに政治闘争を仕掛けるものだと述べた。野党も弾劾案の可決ハードルが非常に高いことをよく分かっているはずで、このような結果が政局の動揺を招くことを知りながら、多数派を盾にこの政争を仕掛け、最終的には当然失敗に終わった。しかし、野党がこのような厳粛な事柄に対しても笑みを浮かべ、投票後も何事もなかったかのように振る舞っているのを見て、強い遺憾と非難を表明するとした。 荘氏は、与党は本日、いくつかの具体的な政策(牛肉)を打ち出したとし、弾劾案が一段落した後、与野党が手を取り合って民生や国家安全保障などの議案について、より理性的な議論と監督を行うことを期待すると述べた。このような無意味な与野党の対立激化は、国全体、国民全体にとって何の助けにもならない。 「政党の存在は、実は国民のために存在する」と荘氏は述べ、このような無限にエスカレートする闘争は、単なる政党間の対立であり、国際的な名声には全く寄与しないと語った。(編集:蘇龍麒)1150519
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:政治