(中央社モスクワ19日総合外電報導)最近上昇基調にあるロシアの通貨ルーブルは本日、対人民元レートで2023年2月以来の最高値を記録した。人民元はロシアで最も取引が活発な外貨であり、ロシアのプーチン大統領は今夜、中国を訪問し、新たな商業協定について協議する予定である。ロイター通信によると、モスクワ取引所のデータでは、ルーブルの対人民元レートは本日、10.45ルーブルまで上昇した。ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のデータによると、ルーブルの対ドルレートも本日、2023年3月以来初めて72ルーブルの節目を突破した。4月1日以降、ルーブルは対ドルで12%、対人民元で11%上昇している。この上昇は、中東戦争による原油高、および米国がロシア産石油に対する制裁の免除期間を予想外に30日間延長したことによるロシアのエネルギー収入増加、さらに露中両国が新たな商業協定を締結するとの市場の期待感によって支えられている。ロシア大統領府のユーリ・ウシャコフ外交政策補佐官は昨日、中国との2400億ドルに上る貿易額は現在「ほぼすべて」が人民元とルーブルで取引されていると述べた。これにより、双方は西側諸国の制裁を回避できる。同氏はまた、今年の第1四半期におけるロシアから中国への石油供給量が前年同期比で3分の1以上増加し、3100万トンに達したと指摘した。プーチン大統領の今回の訪中では、中国の習近平国家主席と「シベリアの力2」ガスパイプラインを含む新たなエネルギー協定について協議することが期待されている。ロシアはこのパイプラインを通じて、西シベリアのヤマル半島で産出される天然ガスを中国に輸送する。これに加え、ロシア産石油の最大の買い手は依然として中国である。
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- 出典:中央社 CNA
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