(中央社記者 張建中 台北 20日電)韓国のメモリ大手サムスン(Samsung)で労使交渉が決裂し、労働組合は21日に全面ストライキに突入することを宣言した。メモリモジュールメーカーADATA(威剛)の陳立白会長は、サムスンのストライキは不可避であり、メモリ生産に影響は出るものの、年間を通じた影響は限定的だろうとの見方を示した。心理的な効果により、DRAMとNANDフラッシュの価格が上昇する可能性があるという。ADATAは本日、メディア交流会を開催し、陳立白会長がサムスン労組のストライキ発表について見解を述べた。労使間の意見の隔たりが埋まらなかったため、ストライキは避けられないと語った。陳会長は、サムスンが世界のDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)およびNANDフラッシュメモリのトップメーカーであることから、ストライキはメモリ生産に影響を及ぼすが、年間の生産量への影響は限定的だろうと述べた。心理的な効果がDRAMとNANDフラッシュの継続的な価格上昇を促す可能性があるが、価格上昇のペースは緩やかであってほしいと述べた。また、サムスンのストライキ事件が早期に終結することへの期待も表明した。陳会長は、中国のメモリメーカーは積極的に生産拡大を進めているものの、新たな生産能力は再来年以降に稼働する可能性が高く、世界市場に占める割合も低いため、メモリ市場全体への影響は限定的だと述べた。今年と来年は、DRAMとNANDフラッシュは供給不足の状態が続くと予想している。陳会長は、DDR4の価格はさらに上昇する見込みであり、ADATAは引き続き在庫を確保し、第3四半期末には在庫水準を500億新台湾ドルまで引き上げる予定だと述べた。(編集:楊蘭軒)
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:產業
- 製品・サービス:DRAM / NAND Flash