(台北中央社記者 劉世怡)元台北市監理所長の袁國治らが賄賂を受け取り、クリニックに「空株」を出資して配当金を受け取っていたとされる事件で、一審は袁國治に懲役12年の判決を言い渡した。二審は本日、茶葉などの受領については対価関係を認めがたいが、その他に誤りはないとして、懲役11年11カ月に減刑した。上訴可能である。 全事件の発端は、李姓と黄姓の自動車教習所経営者が監理所の近くに健康診断クリニックを開設しようとし、袁國治に「空株」出資を誘い、4割の配当を約束したことにある。袁男は同意後、クリニックが台北市監理所から委託代行される私立健康診断医療機関となるよう承認を助け、口実を設けて元々監理所内に駐在していた病院職員を撤退させ、クリニックが莫大な健康診断料収入を得られるようにした。袁國治は合計でクリニックから配当金として171万2000台湾元の賄賂、及び茶葉、プリペイドカード合わせて1万8000元の不法な利益を受け取った。 另外、袁國治は駐車場の設置及び変更業務も管理しており、ある王姓のリース業者が2019年に駐車場の設置を急いでいた際、袁國治に10万元を賄賂として渡した疑いがあり、これにより袁國治は駐車場設置案件の処理を加速し、迅速に承認した。 一審の台北地方裁判所は汚職などの罪で袁國治に懲役12年の判決を言い渡し、袁國治は不服として控訴し、二審は台湾高等裁判所で審理された。 二審は本日、袁國治がプリペイドカード及び茶葉を受け取った部分について、証拠によれば、彼が職務行為上、李姓、黄姓の自動車教習所経営者を助けたとは認めがたく、対価関係が見られないと認定した。そのため、この部分についてのみ判決を破棄・変更し、その他原審の認定に誤りはないとして、控訴を棄却した。 二審は、袁國治の破棄・変更部分及び控訴棄却部分について、執行すべき刑期を有期懲役11年11カ月、公民権剥奪7年と示した。なお、上訴は可能である。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:事件