(中央社記者 呉玟嶸 金門20日電)金門県の指定史跡である陳顕墓が先日、盗掘による破壊被害に遭い、本日、修復工事の完了を感謝する儀式が執り行われた。金門県の陳福海知事は、今回の経験を基に監視カメラの設置方法を検討し、金門にある文化財指定の古墓を自ら再度一巡りする考えを示した。 金門県の指定史跡である陳顕墓は4月に盗掘による破壊被害を受けた。その後、金門県文化局が石工職人に緊急修復を依頼し、このほど修復が完了。本日、陳氏の一族が竣工を感謝する儀式を行い、陳福海知事と陳栄昌文化局長が出席した。 陳福海知事は挨拶で、陳顕墓の破壊が親族の墓参りによって発見されたことに触れ、「これは各氏族の問題だけでなく、政府が関心を持つべきことだ」と述べ、今回の経験から監視カメラの設置方法などを検討するとした。金門にある文化財指定の古墓22カ所を文化局にリスト管理するよう指示し、「私個人も自ら再度一巡りし」、各氏族会の考えに耳を傾けるとした。 陳栄昌局長は、陳顕墓の破壊された石材はすべて周辺に残されており、今回の修復では大部分が元の石材を使用し、修復期間は約10日だったと述べた。金門には史跡や歴史的建造物などの文化財指定を受けている墓が計22カ所あり、警察はすでにパトロールを強化し、各古墓の主要な交差点にある監視カメラの点検と調整を行っている。文化局は金門大学のチームに巡回強化を委託し、地域社会と連携して保護の輪に加わることを期待している。 社団法人金門県下坑六郎公派下陳氏宗親会の陳滄江理事長は、清明節の墓参りで祖先の墓が盗掘されたことを発見し、非常に衝撃を受けたと指摘。その後、警察が迅速に盗掘犯を突き止めたことに触れ、「金門には史跡や古墓がまだたくさんある。陳顕墓の盗掘事件を機に、重要視されることを望む」と述べ、関係機関が将来、史跡保護により多くの責任を尽くすよう求めた。(編集:張雅淨)

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:事件