(中央社記者 楊堯茹 台北20日電)スイスのジュネーブで台湾の世界保健機関(WHO)総会(WHA)への参加を支持するデモに参加した台湾系住民が、「WHO当局者」から圧力を受けたと訴えている。外交部は本日、駐ジュネーブ弁事処(代表処に相当)に対し、WHO事務局および現地警察に抗議を表明するよう指示したことを明らかにし、台湾の人々が関連活動に参加する際の公正かつ中立な対応を促した。 欧州台湾支持ウォーキング協会、スイス小旺萊文化協会など複数の団体が共同で開催した、台湾のWHA参加を支持するデモが17日にジュネーブで行われた。デモに参加した台湾系住民によると、参加中に「WHO当局者」から圧力を受け、Tシャツの「TAIWAN」の文字を隠すか、服を脱ぐよう要求され、屈辱的で理不尽だと感じたという。 外交部は午後、中央社の質問に対し、この件について不満を表明し、駐ジュネーブ弁事処にWHO事務局および現地警察へ抗議するよう指示したと回答した。また、WHOが関連活動を主催する際には、常に中立かつ専門的な立場で各国の公衆の参加権益と尊厳を尊重すべきだと促した。 外交部によると、スイス外務省は18日に海外メディアの問い合わせに対し、「公衆衛生問題において国際的な協力と協調を展開することは極めて重要である。なぜなら衛生問題に国境はないからだ」と強調した。政府は、スイス政府が「衛生に国境なし」という原則や、台湾とスイスが共有する民主主義や人権といった普遍的価値に基づき、WHOおよび現地警察に対し、台湾の人々が活動に参加する際の対応において公正中立を厳守し、WHOの「すべての人に健康を(Health for All)」という趣旨と精神に背かないよう促すことを期待している。(編集:蘇志宗)

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  • 出典:中央社 CNA
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