(中央社ラパス21日総合外電報導)ボリビアとコロンビアは本日、互いに相手国の大使を追放した。この事件は、コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領が、ボリビアの首都ラパスなどで起きた反政府デモを「人民の蜂起」と表現し、ボリビア側の強い不満を招いたことに起因する。AFP通信によると、ボリビア当局は、ペトロ大統領による粗暴な「内政干渉」を理由に、「国家主権の維持、内政不干渉、および国家間の相互尊重の原則」に基づき、駐ボリビア・コロンビア大使エリザベス・ガルシア氏を追放する決定を下したと発表した。同日遅く、コロンビア外務省も反撃措置として、駐コロンビア・ボリビア大使アリエル・パーシー・モリーナ・ピメンテル氏の国外退去を命じた。ペトロ大統領もボリビアの追放命令を厳しく非難し、この措置はボリビアの政局が「極端化に向かっている」ことを示していると述べた。ボリビアの新大統領ロドリゴ・パズ氏は昨年、同国が過去40年で最も深刻な経済危機に見舞われる中で当選し、エボ・モラレス前大統領の執政以来、20年続いた社会主義統治に終止符を打った。枯渇しつつある国のドル外貨準備を安定させるため、パズ氏は就任直後に長年実施されてきた燃料補助金制度を断固として廃止したが、現在に至るまで情勢の安定化と経済の回復には成功していない。ボリビアでは5月初旬に大規模な抗議活動が勃発し、農民、労働者、鉱山労働者などのデモ隊が全国の主要道路にバリケードを設置したため、行政首都ラパスと近隣都市で食料、燃料、医療物資が不足する事態となった。パズ政権は、この抗議活動がモラレス前大統領によって画策されたクーデターの試みであると非難している。モラレス氏は現在、未成年者誘拐の疑いで指名手配中の逃亡犯である。

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  • 出典:中央社 CNA
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