(中央社記者 蘇志畬 台北21日電)シーズン序盤の打撃成績が振るわなくても、台湾プロ野球・統一セブンイレブン・ライオンズの強打者、蘇智傑は「強烈な打球率」を精神的な支えとしていた。昨日、今シーズン第6号の本塁打を放ち、本塁打ランキングのトップに並んだ蘇智傑の考えは今も変わらず、「過程を重視すれば、結果は自然についてくる」というものだ。 数年前は怪我の影響で、蘇智傑の一軍での出場機会は不安定だった。焦る気持ちが打撃に影響し、悪循環に陥っていた。彼は本日、取材に対し「気持ちが焦ってしまい、すぐに結果を求めてしまう。そのせいで、過程をしっかりこなせず、例えばボール球に手を出すようになってしまった」と語った。 しかし、今年は安定して試合に出場できるようになり、蘇智傑も徐々に過去の自分を取り戻している。4月下旬には打率が2割前後をさまよったが、彼の考えは変わらなかった。「実際、打球は強かったが、結果が伴わなかっただけ。以前なら自己懐疑に陥り、何かを変えようとしただろうが、今はデータを見て、自分の強烈な打球率が良いことを知っている。いずれ数字はついてくると信じている」。 蘇智傑は4月24日から5月15日まで14試合連続安打を記録し、これは2020年の17試合連続安打に次ぐ自己2番目の記録となった。この間、3試合連続で本塁打も放っており、これも2020年以来のことだった。2020年の蘇智傑は、シーズン28本塁打、打率.313という成績を残している。 現在の蘇智傑は打率.275、6本塁打で、朱育賢と並んでリーグの本塁打王となっている。本塁打数も昨シーズン通年の5本をすでに超えている。しかし彼は、意図的に長打を狙うことはないと明言する。「できることは今までと変わらない。自分のストライクゾーンをしっかり守り、過程で自分のやりたいことができればいい。結果は自然についてくるものだ」。(編集:林恕暉)

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  • 出典:中央社 CNA
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