(中央社澎湖県21日電)内務省海洋国家公園管理処は、南方四島の東吉嶼におけるごみ問題を解決するため、本日より「移動式ごみ収集車」を導入し、公共の固定式ごみ箱を代替する。定時・定路線で生活ごみや生ごみを収集運搬し、「ごみは地面に置かない」を徹底することで、島に清潔な環境を取り戻す。海洋国家公園管理処の発表によると、澎湖南方四島国家公園は独特の玄武岩地質と豊かな海洋生態系を有し、近年、人気のエコツーリズムの目的地となっている。しかし、観光客の増加と離島におけるごみ処理の困難さから、公共エリアの固定式ごみ箱は不適切な投棄や強風によりごみが散乱し、野生動物に荒らされるなどして汚染源となり、国家公園の景観と地元住民の生活の質に深刻な影響を与えていた。この環境問題を根本的に解決するため、管理処は住民との対話を重ね、創造的なアイデアを発揮し、5月から島の埠頭や観光地の公共ごみ箱を全面的に撤去。東吉嶼で「移動式ごみ収集車」を開始した。清掃員がバイクで手押し車(通称:犁阿嗄)を牽引する方式で、2日ごとに島の固定ルートを特定の時間に巡回し、地元住民が生活ごみやリサイクル物を手軽に出せるようにし、高齢者の移動負担も軽減する。将来的には東嶼坪嶼にも展開する予定だ。一方、来島する観光客には、マイ食器やマイボトルの持参を奨励し、「自分のごみは自分で持ち帰る」ことを呼びかけ、使い捨て廃棄物の削減を図る。管理処は、南方四島が地理的に孤立しているため、海からの漂着物も島内の生活ごみも、輸送と処理が極めて困難であると述べている。この厳しい地理的制約に直面し、国家公園は環境保護の最前線に立つことを自ら進んで引き受けている。カヌーや専門的な懸垂下降技術を利用した海ごみの清掃から、今回の陸上での「移動式ごみ収集車」新制度の全面導入まで、すべては島の環境負荷を軽減するためである。管理処は、今後も澎湖県政府の各部門と協力し、「発生源での削減(リデュース)」、中間の「定時収集」、後段階の「適切な輸送」からなる完全なゼロ・ウェイスト循環チェーンを共同で構築し、離島の環境ガバナンスに新たな章を刻んでいくと指摘した。
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:政策