(中央社記者 盧太城 台東県21日電)台湾・台東県の南迴地域では、1000万台湾ドル以上を投じて建設された土坂派出所を含む5か所の派出所が、警察官の削減により遊休化し、雑草が生い茂る場所もあるため、地域から再活用を望む声が上がっている。台東県警察局は、原則として地域利用に提供する方向で検討していると述べた。2015年に1000万台湾ドル以上をかけて新築された台東県警察局大武分局の土坂派出所は、地域関係者を招いて華々しく開設されたが、1年未満で警察官削減のため台坂派出所に統合・閉鎖され、遊休化したままで、村民からは惜しむ声が上がっている。国民党所属の蔡玉玲県議は本日、台東県議会の定例会で台東県警察局長の林宏昇氏に質疑し、警察が遊休化した空間を町役場や村里が再活用できるよう提供することを求めた。蔡氏は、土坂派出所は約60坪の新築庁舎で、当時地域は新しい派出所の開設に大きな期待を寄せていたが、すぐに警察官不足で統合・閉鎖され、長年門は固く閉ざされ、周囲の空き地も雑草が生い茂り、村民は残念に思っていると述べた。また、村民からは「立派な建物が放置され、日にさらされ雑草が生えているのを見ると胸が痛む」との声や、ある高齢者からは「以前は夜も派出所に明かりが灯っていたが、今は夜になると真っ暗で、通りかかるだけでも寂しい」という声も聞かれるという。住民は、部族の集会所、長期介護施設、または青少年活動センターとして改修できれば、少なくとも機能を発揮し、長期的な遊休状態にはならないと考えている。林宏昇局長は、南迴地域で警察官が配置されていない派出所は計5か所あり、大武分局も関連の報告手続きを完了したと述べた。今後、土坂派出所と森永派出所の2階は警察官の宿泊施設として維持するが、高溪派出所などの他の遊休建物や土地については、原則として地方自治体による再活用を検討する方向で評価できるとした。
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:政策