(中央社記者 潘姿羽 台北21日電)NVIDIAの好決算が投資家の中東情勢に対する懸念を和らげ、資金がリスク資産に還流したことで、株価と為替がそろって上昇した。台湾株は終値で史上5番目の上げ幅を記録し、新台湾ドルも対米ドルで同步に反発。本日の終値は31.595元で、4.8分の元高となり、2日連続の上昇となった。台北および元太外国為替市場の総取引高は21億8750万米ドルだった。 中東の戦火により国際原油価格が高止まりし、主要中央銀行はタカ派姿勢を強め、インフレ再燃の下で利上げの選択肢を排除できないとしていた。金融市場の不確実性が増す中、5月中旬以降、台湾株は上昇後の調整局面に入り、新台湾ドルも連動して下落、昨日は取引時間中に31.7元を割り込む場面もあった。 本日、市場の雰囲気は明らかに転換した。トランプ米大統領が米イラン交渉が「最終段階に入った」と述べたことで国際原油価格が下落、さらにAI大手NVIDIAの好決算も加わり、ホットマネーが還流し、株式・為替市場はそろって反攻した。台湾株は報復的な反発を見せ、大型株や受動部品関連株が火付け役となり、指数は一時1586.09ポイント高と、取引時間中としては史上3番目の上げ幅を記録した。終値は41368.21ポイントで、1347.39ポイント高だった。 新台湾ドルは対米ドルで31.61元で寄り付き、日中の最高値は31.561元、最安値は31.63元だった。台湾株が力強く上昇し、終値で史上5番目の上げ幅を記録したのに比べ、新台湾ドルの上昇幅は比較的なだらかだった。 外国為替ディーラーは、外国人投資家が連日台湾株を売り越しており、為替市場は依然として膨大な元売り需要を消化する必要があったと説明。本日、外国人投資家は600億元以上の買い越しに転じたものの、為替市場では資金の流入と流出が交錯し、上昇を抑制したと述べた。 同ディーラーは、5月以降、新台湾ドルは前半に上昇し後半に下落したが、為替レートは31.300元から31.700元のレンジを抜け出せておらず、主にニュースや外国人投資家の動向によって変動していると指摘。短期的には台湾株が続伸し、外国人投資家の資金流入を呼び込み、新台湾ドルを支えるかどうかに注目し、引き続き中東の戦況やインフレの変化を注視していく必要がある。(編集:張均懋)1150521
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- 出典:中央社 CNA
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