(中央社記者 蘇木春 台中21日電)台中市の警察が本日、パトロール中に北区のある交差点で、不審な乗用車を発見し職務質問を試みたところ、相手が検問を拒否した。その過程で警官が車を制止するために窓ガラスを破壊したが、車両は逃走。これにより派出所の所長がガラスで切り傷を負ったが、手当を受け大事には至っていない。警察は全容解明に向け追跡を続けている。台中市警察局第二分局によると、永興派出所の警官が本日午前10時25分、パトロールカーで勤務中、北区の崇徳路と太原路の交差点で、赤信号で停車中の乗用車が不審な挙動を示し、かつ運転者がシートベルトを規定通りに着用していなかったため、停車を求めて検査するよう合図した。しかし、車内の男性運転手は警察に気づくと、突然加速して逃走。その過程で崇徳路と北興街の交差点で渋滞に阻まれ前進できなくなった。警官は現場の交通状況と公共の安全を考慮し、直ちに強制力を用いて窓ガラスを割り、車両のさらなる逃走を阻止しようとした。しかし、容疑車両の運転手は依然として逃走を続けたため、警官は比例原則に基づき、また追跡過程で他の市民の生命や財産に損害を与えることを避けるため、追跡を中止した。この窓ガラスの破壊と制止の過程で、永興派出所の何永洲所長が手に切り傷を負ったが、大事には至っていない。警察は本件について特別捜査チームを立ち上げ、速やかに容疑者を検挙する方針である。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:事件