中央社バンコク25日電。タイ最大級のビールブランド「シンハー」の創業家で、性的暴行の告発がなされ、メディアの注目を集めるとともに、保守的なタイ社会において被害者が自らの苦痛を語るという珍しい波が起きています。AFP通信によると、シンハービール創業家の第4代メンバーである西拉努氏(29)は今月、感情的な動画を公開し、兄の蘇尼特氏(30代)から少年時代に何度も性的暴行を受けたと告発しました。蘇尼特氏はネット上で否定しましたが、母体企業の汶洛(Boonrawd)は19日、彼を役職から解任しました。西拉努氏はAFPの取材に対し、9歳から13歳の間に被害を受けたと語りました。この告発を機に、タイの著名人らがSNSで自身の性被害体験を共有し始めています。性暴力はタイでは長年タブー視されてきましたが、今回の告発が沈黙を破るきっかけとなっています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:social issue
  • 関連組織:Singha / Boonrawd