中央通信社、台北26日発。金融監督管理委員会(金管会)は本日、台新銀行の元理財担当者がキャッシュカードのすり替えなどの手口を用い、高齢の顧客2名から合計157万台湾ドルを流用していたと発表した。金管会は昨年の検査でこの件を発見したが、台新銀行は顧客と和解済みであるとの判断から重大偶発事象として報告しておらず、銀行法に違反したとして1400万台湾ドルの罰金を科し、1ヶ月間、新規顧客の高資産業務の取り扱いを停止するよう命じた。

台新銀行は、この処分を真摯に受け止め、教訓とすると表明。従業員管理、内部統制、報告体制の不備を全面的に見直し、金融秩序の維持と顧客の権利保護のため改善を徹底するとした。

金管会の銀行局副局長である王允中氏は、本件は台新銀行の支店が顧客に連絡した際、顧客が残高不足に気づき、理財担当者の張氏による流用が発覚したもので、「高齢者の信頼を悪用した点が最も悪質」と述べた。手口は主に2種類ある。一つは、理財担当者が高齢顧客宅を訪問した際にキャッシュカードを盗み、顧客が銀行で再発行する際に旧カードとすり替える手口。もう一つは、顧客が保険購入を依頼した現金を着服する手口である。

金管会は、台新銀行に対し、銀行公会の規定に基づき、違法行為を行った張氏を報告するよう求めた。また、責任の所在を明確にし、同様の未報告事案がないか全社的な調査を求めている。さらに、作業リスク資本として26億台湾ドルを積み増すよう命じた。改善が認められるまで、高資産業務の新規受付は停止される。

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  • 出典:中央社 CNA
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