中央社によると、オーストラリアの公共放送ABCは、現海軍司令官で7月に国防軍司令官に就任予定のマーク・ハモンド氏が、中国艦隊が昨年12月に豪州とニュージーランド近海に接近したことが、両国の防衛予算増額を促したと述べたと報じた。ハモンド氏は、西オーストラリア州パースで開催された防衛会議に出席し、中国の動きが両国民に不安を与えたと説明した。同氏は、インド太平洋地域の秩序が「ルールに基づく体系」から「力に基づく体系」へ移行しており、これが地域各国の防衛費増大を招いていると分析した。また、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」については、核動力潜水艦の国内建造など多くの課題に直面していることを認めつつ、政治化を避け、パートナーと透明性を保つことが重要だと強調した。ハモンド氏は、オーストラリアが過去に潜水艦開発の困難を克服した歴史を引き合いに、AUKUSの挑戦も乗り越えられると自信を示した。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:geopolitics