小説「台湾漫遊録」が国際ブッカー賞を受賞し、国際メディアの注目を集めている。米ニューヨーク・タイムズ紙は、本作を「台湾からのラブストーリー」「翻訳者への情熱的な手紙」と評し、高く評価した。同紙は、作者の楊双子氏が受賞時に語った「文学は自分自身を貫くことを決して諦めず、他者との対話も諦めなかった。台湾文学の百年の探求は、実際には台湾人が百年かけて自由と平等を追求してきたことの証である」という言葉を引用し、情熱的で真摯な演説だったと称賛した。また、物語のあらすじとして、1938年の日本統治時代の台湾を舞台に、日本人女性作家が現地での生活を体験しようとする中で、自身の女性翻訳者と恋に落ちるが、植民地支配の溝を越えられない葛藤を描いていると紹介した。さらに、本作が文学的な技巧を凝らした、魅力的で味わい深いラブストーリーであると評した。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:culture
  • 関連組織:New York Times
  • 原文内の日付:1938