中央通信社(台北)26日、コンゴ民主共和国とウガンダにおけるエボラ出血熱の流行が深刻化していることを受け、台湾の疾病管制署(CDC)は本日、現在の渡航警戒レベルを第2級に維持しつつ、交通部観光署を通じて旅行業者に対し、観光客への防疫情報の周知と対策の徹底を求めたと発表した。世界保健機関(WHO)は17日、両国での流行が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当し、リスクレベルを「高」から「非常に高い」へ引き上げたと発表した。CDCの曾淑慧報道官は定例会見で、コンゴでは短期間で症例が200件から1000件近くに急増し、死者も100人を超えており、国境を越えた感染拡大の兆候があるため、WHOがリスク評価を最高レベルに引き上げたと説明した。曾氏は「エボラは空気感染や飛沫感染ではなく、主に接触感染である。現時点で空気感染の証拠はない」と述べ、国際的な輸出症例は限定的であるため、世界的なリスクレベルは低水準に維持されていると強調した。台湾国内での感染確認や疑い例はなく、パニックになる必要はないという。また、空港や港での啓発に加え、旅行業者や添乗員に対し、現地での防疫情報の周知を徹底するよう求めた。曾氏は渡航者に対し「血液や体液に触れない」「葬儀や遺体に触れない」「コウモリや霊長類などの野生動物に触れない」という「三不」と、手洗いと呼吸器エチケットを徹底する「一要」を呼びかけた。エボラの潜伏期間は最大21日であるため、該当国からの帰国者は21日間の自主健康管理が必要であり、症状がある場合は1922防疫ホットラインへ連絡するよう求めている。また、医療機関に対しても、受診者の渡航歴や接触歴(TOCC)を確認するよう通達を出した。

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  • 出典:中央社 CNA
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