調査概要と背景
介護事業を展開する株式会社SOYOKAZEは、親の在宅介護を行っている就労世代(45歳~65歳の男女)を対象に「就労世代の在宅介護とレスパイトケア活用に関する実態調査」を実施しました。高齢化に伴う介護離職が深刻な社会課題となる中、仕事と介護の両立に直面する就労世代が、レスパイトケアをどのように捉え、自身の生活にどう位置づけているのかを明らかにすることを目的としています。
※レスパイトケアとは、介護者の休息のために一時的に介護を離れるケア・サービスを指します。
調査結果のポイント
### 1. 心身への負担状況 「働きながら在宅で家族介護を行う中で、自身の心身に負担を感じることはどの程度あるか」という質問に対し、93.6%が程度の差こそあれ負担を感じていると回答しました。
### 2. リフレッシュ時間の確保 自身のリフレッシュや休息時間を「十分に確保できている」と回答したのはわずか10.6%であり、約9割が休息の不足を実感しています。
### 3. 最も大きな不安要素 在宅介護を続ける中で最も不安を感じることとして、「心理的ストレス」を挙げた人が最も多く(37.3%)、次いで「身体的な負担」「老後資金への不安」が続きました。
### 4. レスパイトケアの利用実態と意向 ショートステイ等のレスパイトケアを「利用したことがある」と回答した人は41.8%でした。また、今後利用したいと思うかという問いに対しては、85%以上が「必要があれば利用したい」「積極的に利用したい」と前向きな回答を示しました。
### 5. 施設選定の重視点 施設利用を希望する人が重視する点は、1位が「スタッフの対応や専門性」(61.8%)、2位が「自宅への送迎があること」(60.8%)、3位が「施設の安全性や設備」(51.2%)でした。
まとめ
本調査により、親の在宅介護を行う就労世代は、心身の負担と休息不足という深刻な課題を抱えながら、レスパイトケアサービスの導入を強く求めていることが判明しました。今後は、個々のニーズに応じたサービスの充実と、利用の障壁を取り除く取り組みが社会全体に求められています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 製品・サービス:ショートステイ