シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『歩くこと』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。

本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、日々の歩行量、歩くときの変化、外出頻度、将来の歩行不安、そして元気に歩き続けるために意識していることについて調査しました。今は歩けていても、将来への不安を強く抱えている人が多く、日常の小さな工夫と備えの重要性が見えてきました。

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調査トピックス

◆ 日常的に歩いている人は多いが、余裕の低下を感じる層も厚い

1日の歩行時間は「10~30分」(31.5%)と「30分1時間」(29.8%)が中心ですが、一方で「少し余裕がなくなった」(33.7)、「かなり余裕がなくなった」(16.7%)を合わせると、半数が歩行時の変化を感じていることが分かりました。

◆目立つ不調より、転倒や長く歩けなくなる将来不安が強い

信号は「余裕で渡れる」(75.3%)、外出回数も「変わらない」(61.1%)が最多で、現時点では大きく困っていない人が多い結果でした。それでも将来不安では「転倒してケガをしないか心配」(50.7%)、「長く歩けなくなるのが心配」(50.1%)が高く、今できていることを失う不安が強く表れています。

◆歩き続けるための意識は高く、支出意向も一定水準にある

元気に歩くための行動では「体操・ストレッチ」(55.4%)、「散歩」(51.6%)が上位でした。さらに、歩く不安が軽くなり長く歩けるようになるなら「~10,000円」(46.0%)まで支払ってもよいと考える人が最も多く、歩く力を維持するための投資意識も一定程度あることが分かります。

1:1日にどのくらい歩いていますか?(有効回答者数:1524名

1日に歩いている時間は「10~30分」(31.5%)が最も多く、「30分1時間」(29.8%)が続きました。「1時間以上」(17.5%)も一定数あり、「10分未満」(10.6%)、「ほとんど歩かない」(10.6%)は少数派です。

シニア層の多くは、完全に動かないわけではなく、日常生活の中である程度の歩行を維持しています。ただし活動量には差があり、習慣的に歩けている層と、最低限の移動にとどまる層の二極化も見えてきます。

2:以前より「歩くときに余裕がなくなった」と感じますか?(有効回答者数:1524名

歩いているときの以前との変化は「変わらない」(39.7%)が最多でしたが、「少し余裕がなくなった」(33.7%)、「かなり余裕がなくなった」(16.7%)を合わせると半数が歩行時の余裕低下を実感しています。「以前より余裕がある」(7.2%)は少数です。

今すぐ深刻な問題ではなくても、“以前との違い”に気づいている人が多い点は重要です。歩く力の低下は急激というより、少しずつ進む変化として受け止められており、早めの対策意識につながりやすいテーマだと考えられます。

3:歩くときに意識していることはありますか?(複数選択可)(有効回答者数:1524名

歩くときに意識をしていることは「背筋を伸ばすようにしている」(61.0%)が突出し、「転ばないように注意している」(49.7%)、「歩幅を広くするようにしている」(34.4%)が続きました。「特に意識していない」(9.8%)は少数にとどまります。

歩行は無意識の動作ではなく、かなり意識的にコントロールされていることが分かります。特に姿勢や転倒予防への意識が高いことから、シニア層にとって歩くことは健康維持だけでなく、安全確保の行動でもあるようです。

4:信号が青のうちに渡りきれますか?(有効回答者数:1524名

信号が青のうちに渡り切れるかどうかの質問には「余裕で渡れる」(75.3%)が大半を占め、「少し急げば渡れる」(18.4%)が続きました。「不安を感じることがある」(5.4%)、「渡りきれないことがある」(0.9%)は少数です。

現時点では基礎的な移動能力を保っている人が多い一方で、余裕を持って渡れるかどうかは今後の自信にも影響する指標です。まだ問題が小さい段階だからこそ、維持のための備えが意識されやすい項目だといえます。

5:最近、外出の回数はどうですか?(有効回答者数:1524名

最近の外出頻度は「変わらない」(61.1%)が最も高く、「少し減った」(17.1%)、「以前より増えた」(14.9%)、「かなり減った」(6.9%)が続きました。大きな外出減少は少数派です。

つまり、現段階では歩く不安がすぐに外出抑制へ直結しているわけではありません。ただし少しずつ減っている層も一定数いることから、歩行への自信低下が今後の行動範囲に影響する入り口になっている可能性があります。

6:階段についてどう感じますか?(有効回答者数:1524名

階段に感じる不安では「手すりがあれば安心」(46.7%)が最多で、「問題なく上り下りできる」(43.6%)が続きました。「できれば避けたい」(7.9%)、「なるべく使わない」(1.8%)は少数です。

階段は、完全に苦手な人ばかりではないものの、“支えがあれば安心”という層が最も多くなっています。これは、能力の低下そのものよりも、転倒リスクや不安定さへの警戒が先に高まっている状態と考えられます。

7:歩くことに対して、将来どんな不安がありますか?(複数選択可)(有効回答者数:1524名

将来の歩行に関する不安では「転倒してケガをしないか心配」(50.7%)、「長く歩けなくなるのが心配」(50.1%)が並んで高く、「旅行に行けなくなるのが心配」(23.2%)、「杖や補助具が必要にならないか心配」(22.2%)が続きました。

現在の不便さ以上に、“できていることを失うこと”への不安が非常に強いことが分かります。歩く力の維持は、移動能力そのものだけでなく、趣味や旅行、日常の自由度を守ることと直結しているようです。

8:これからも元気に歩くために、何か意識していることはありますか?(複数選択可)(有効回答者数:1524名

今後も元気に歩くために意識して行っていることは「体操・ストレッチ」(55.4%)と「散歩」(51.6%)が高く、「筋トレ」(21.5%)、「特に何もしていない」(15.7%)、「ジムや教室に通っている」(13.6%)が続きました。

日常の中で無理なく続けられる方法が主流であり、本格的なトレーニングよりも生活習慣としてのケアが選ばれています。歩くことを維持するには、特別な運動より“続けやすい習慣”が重要だと認識されているようです。

9.歩けなくなることは、どのくらい不安ですか?(有効回答者数:1524名

将来的に歩けなくなることへの不安は「とても不安」(50.3%)が半数を占め、「少し不安」(37.9%)を合わせると約9割が何らかの不安を感じています。「不安は

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:コスモラボ / シニア向けマーケティングリサーチ