CPAエクセレントパートナーズ株式会社は「人の可能性を広げ、人生を豊かにする応援をします」というミッションを掲げ、会計ファイナンス人材の生涯支援を行っています。7月5日(日)に東京国際フォーラムにて開催しました「会計ファイナンス人材Conference2026」について、イベントレポートにて実施のご報告をいたします。

本イベントは、会計ファイナンス分野の最前線を走るトップリーダーや先進企業が一堂に会し、業界の「今」と「未来」を共有する一大カンファレンスです。A〜Dの4つのブースでそれぞれ5セッションの合計20のセッションを展開。会計ファイナンス人材の新たな可能性を切り拓く濃密な1日には、約1,300人の方に来場いただきました。

基調講演(楽天グループ株式会社 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史)

激動の時代を乗り越える経営戦略と会計ファイナンスの役割

本カンファレンスでは、楽天グループ株式会社の三木谷 浩史氏による基調講演が実施されました。「アントレプレナーシップこそが世の中を変える」という、テーマのもと、グローバル市場を勝ち抜くための経営戦略と、会計ファイナンス人材が果たすべき役割が熱く語られました。楽天モバイルの挑戦や、日本のスタートアップエコシステム(経済圏)が抱える構造的な課題を紹介し、AI時代に多様化するファイナンス手法を見極める嗅覚と、「高い倫理観と覚悟」の重要性が強調されました。

A1. CFOからCEOへ:そのキャリア転換のプレイブック

登壇者:

丸尾 浩一(株式会社Major7th 代表取締役)

柴田 裕亮(株式会社エアトリ 代表取締役社長兼CFO)

千葉 知裕(株式会社Macbee Planet 代表取締役社長)

山田 雄一郎(株式会社トリプルアイズ 代表取締役会長)

坂本 壽男(CPAエクセレントパートナーズ株式会社 取締役CFO)

会計士からCFOを経てCEOへと至るキャリアパスについて、実務経験豊富な5名の登壇者が議論を交わしました。会計士資格を単なる安定職ではなく経営のための武器と捉え、IPO準備の修羅場やM&A、IRの重責を乗り越えて経営トップへと移行する過程が、具体的な事例を交えて語られました。

A2.「資本コストと株価を意識した経営」 CFOが実践すべきPBR向上策とは

登壇者:

武地 健太(レジル株式会社 執行役員CTrO)

池川 忍(大和証券株式会社 執行役員 グローバル・インベストメント・バンキング担当)

大庭 崇彦(Minami Fuji Group 理事長)

野口 真人(株式会社プルータス・コンサルティング 代表取締役社長)

廣瀬 研二(楽天グループ株式会社 エグゼクティブフェロー)

「理論」「大企業」「中小上場企業」「市場」という4つの切り口から、企業のPBR (株価純資産倍率) 向上策ヘアプローチした本セッション。東証による資本コストの開示要請が強まる中、CAPM(資本資産評価モデル) の理論的限界と実務での活用法、大企業が直面する「コングロマリット・ディスカウント」の克服策、中小企業が抱える特有の課題への具体的解決策など、実務に直結する論点が語り尽くされました。

A3. 「スポーツ×ビジネス」会計ファイナンスの可能性

登壇者:

奥村 武博(株式会社スポカチ 代表取締役)

岩崎 恭子(公益財団法人 日本水泳連盟 理事)

岡田 優介(株式会社東京ダイム 代表取締役)

鈴木 啓太(AuB株式会社 代表取締役)

播戸 竜二(株式会社MR12 代表取締役)

会計ファイナンスの視点から日本のスポーツビジネスの成長戦略と課題が議論されました。Bリーグの稼げるプラットフォーム設計による急成長と、Jリーグが抱えるスター選手海外流出や観客動員数の課題が比較され、水泳のようなアマチュアスポーツにおける商業化とエンタメ性の向上が急務であると指摘されました。

A4. グローバル会計人材の仕事術:多国籍チームを率い、世界で成果を出す方法

登壇者:

安藤 公二(CPAエクセレントパートナーズ株式会社 取締役副社長)

井上 健(株式会社レアゾン・ホールディングス 取締役CFO、株式会社FINCHI 代表取締役CEO)

服部 太一(元 株式会社SHIFT 取締役 兼 CFO、元 Indeed,Inc. CFO)

廣渡 嘉秀(AGSグループ 代表)

宮原 正弘(KPMGアドバイザリーホールディングス株式会社 副会長)

会計ファイナンス業界の著名なリーダーたちが、自身のグローバルなキャリア経験を共有し、多国籍チームを率いて世界で成功するための極意について議論が展開されました。海外での文化・言語の壁や、日本企業の「余計な仕事文化」といった課題に触れつつ、日本人特有の勤勉さや丁寧さが強みになり得ることが強調されました。

A5. 人的資本経営の実践:従業員エンゲージメントと企業価値を向上させる方法

登壇者:

片倉 正美(EY新日本有限責任監査法人 シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)

大野 俊一(株式会社リンクアンドモチベーション 取締役)

仙石 実(南青山アドバイザリーグループ株式会社 代表取締役)

中村 亨(日本クレアス税理士法人 代表社員)

和田 成史(株式会社オービックビジネスコンサルタント 代表取締役社長)

人的資本経営の実践に焦点を当て、従業員エンゲージメントと企業価値を向上させる方法が議論されました。産業の主戦場がハードからソフトへと移行する中で、人的資本と組織文化、そしてAI・SaaS技術による可視化が経営の鍵であるという共通認識が示されました。

B1. IPOまでのCFOとしての心構え

登壇者:

諸見里 卓(株式会社mov 取締役CFO 兼 コーポレート本部長)

佐藤 伸(イー・ガーディアン株式会社 常務取締役COO 兼 CFO)

竹ケ原 圭吾(コインチェック株式会社 常務執行役員 CFO)

建林 秀明(グロービング株式会社 CFO上級執行役員)

玉木 諒(株式会社LINEAイノベーション CFO)

激変するビジネス環境下で、IPOを目指すCFOに求められる資質とは何か? 監査法人、コンサル、証券会社など多様なルーツを持つ現役CFOたちが、自らのキャリアを振り返りながら熱い議論を交わしました。大切なのは、ベンチャーに訪れる困難から逃げない覚悟。最後には、孤独な闘いを強いられるCFO同士が支え合うネットワークの重要性が訴えかけられました。

B2. 未上場企業における資本政策のリアルと進化

登壇者:

鈴木 聡子(フォースタートアップス株式会社 執行役員)

岡田 広(株式会社プルータス・コンサルティング 専務取締役)

神先 孝裕(株式会社ケップルグループ 代表取締役)

喜多 宏介(株式会社FUNDINNO 取締役)

前川 寛洋(ファンズ株式会社 取締役 CFO)

金利上昇を機にスタートアップの資金調達環境が激変する今、資本政策はかつてない転換期を迎えています。IPOという一本道だけでなく、M&Aやセカンダリー市場の活用、さらにはベンチャーデットの台頭

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:イベント
  • 関連組織:楽天グループ株式会社 / 株式会社エアトリ / 株式会社トリプルアイズ
  • 製品・サービス:キャリアコンサルティング / カンファレンス運営