株式会社ADR120S(東証スタンダード:3750、代表取締役社長:橋本 征道)の子会社であるADRセラピューティクス株式会社は、本日、競走馬の生産・育成において日本を代表するノーザンファームとの間で、競走馬繁殖領域における次世代細胞外粒子開発品「Neocella(ネオセラ)」の応用研究を目的とした共同研究契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
共同研究の背景:世界の競馬界が抱える「繁殖障害」という課題 競走馬の繁殖領域において、子宮内炎症、液体貯留、および慢性炎症は「受胎率低下」を引き起こす主要因の一つとされています。なかでも「難治性子宮内膜炎(PMIE:Persistent Mating-Induced Endometritis)」は、世界的に見ても極めて重篤な繁殖障害として認識されており、有効な解決策が求められています。
本共同研究では、このPMIEを含む炎症性病態を対象に、当社が開発する「Neocella」を用いた子宮内環境改善の可能性について検証を進めてまいります。
共同研究の主な取り組み内容 本共同研究では、2026年の繁殖シーズンにおける実フィールドでの症例蓄積および経過観察を中心とし、主に以下の事項について獣医学的解析および研究評価を進めます。 - 繁殖牝馬における子宮内環境改善に関する観察研究 - PMIE等炎症性病態に対する応用可能性の検討 - 繁殖領域における細胞由来成分の有用性評価 - 症例データの蓄積および獣医学的解析 - 海外におけるNeocellaのライセンス導出に向けた医学的エビデンスの収集
「基礎研究」と「実フィールド応用」の両輪で開発を加速 ADRセラピューティクスは、先日(2026年5月14日)公表いたしました通り、エクソソーム研究の世界的権威である東京医科大学と共同研究契約を締結し、Neocellaの生物学的機能評価、作用機序解析および炎症制御機能等に関する基礎研究を進めております。
今回のノーザンファームとのプロジェクトは、東京医科大学との「基礎研究」と並行し、競走馬繁殖領域における「実フィールドでの応用可能性」をいち早く検討する重要な取り組みと位置付けております。
今後の展望 当社グループは、東京医科大学との科学的解析と、ノーザンファームとの実用化研究の両輪を強力に推進してまいります。なお、本共同研究で得られた詳細なデータおよび解析結果につきましては、2026年の繁殖シーズン終了後、症例の整理と継続的な評価を踏まえた上で、改めて公表を検討しております。
本契約の締結が当社の業績に及ぼす影響は現時点では軽微であります。今後開示すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせします。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:提携
- 関連組織:ADRセラピューティクス株式会社 / ノーザンファーム
- 原文内の日付:2026年5月14日(東京医科大学との契約) / 2026年(繁殖シーズン)
- 製品・サービス:Neocella