介護事業所向けに医療ソリューションを提供するドクターメイト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役・医師:青柳直樹、以下 ドクターメイト)は、社会福祉法人石狩友愛福祉会が運営する「特別養護老人ホーム 石狩希久の園」(北海道石狩市、施設長:西本真典氏、以下 石狩希久の園)における、2022年よりドクターメイトのサービス「夜間オンコール代行™」や医療教育サービス「DM-study(Dスタ)」などを活用いただいている事例を紹介いたします。
本事例は、看護職員の配置基準割れの懸念を、ドクターメイトのオンラインを活用した医療支援サービスによって回避し、その後の看護師入職・教育体制の改善につながった事例になります。
北海道の地域課題と連動する「看護師不足」の実態
ドクターメイトが2025年に実施した「北海道の介護職員に関する意識調査(※1)」では、道内の介護従事者の67.1%が将来の地域介護体制に対し、不安を感じていることが明らかになりました。
特に北海道は、他地域と比較して「人材(特に若手)の確保」が困難であり、また「交通の便・移動の負担」が高く、採用の障壁となっている傾向があります。これは広大な土地や冬季の積雪といった地理的・季節的要因が背景にあると考えられ、職員の通勤などによる負担感や将来の不安につながっている可能性があります。
今回、事例を公開した「石狩希久の園」においても、こうした人材の確保、特に看護師の採用で課題がありました。
※1 プレスリリース「北海道の介護職員へ意識調査!「感謝」を原動力に働くも、道内特有の課題と将来への不安が明らかに」より URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000047082.html
導入による変化と成果:地域課題などをオンラインで解決
そんなとき、2022年からドクターメイトのオンラインを活用した医療支援サービス(夜間オンコール代行™、日中医療相談、Dスタ)を順次導入。これらにより、主に3つの成果を上げています。
1.ドクターメイトの導入で、看護職員の入職数改善へ
導入前に看護職員の人員配置基準を満たすことが難しく、減算の懸念を抱えていました。しかし、ドクターメイトのサービス導入により採用状況が好転。特に「ドクターメイトの夜間オンコール代行™を導入している」という点が採用活動のアピールポイントとなり、看護職員の心理的・肉体的な負担軽減されました。
その結果、導入前(令和3年度)は入職者0名という深刻な状況から、導入直後(令和4年)は2名、直近の令和7年度は6名と入職数が大きく改善しました。
2.行政の運営指導における、法定研修管理体制への評価
2025年8月の北海道による運営指導(実地指導)において、教育サービス「Dスタ」を活用した法定研修の管理体制についても評価されました。特にスケジュール計画や受講ログが確認のしやすさといった、透明性の高い管理運用がされている点が評価されました。
3.医療連携の平準化による、業務の安定化
これまで属人的になりがちだった看護職員・介護職員による医師への報告や指示の受け方について、ドクターメイトの「日中医療相談」や「夜間オンコール代行™」を通じて得た知見を活かし、同園内での平準化が進みました。その結果、一定水準の対応が可能となる体制が整い、現場の業務における安心感へとつながりました。
特別養護老人ホーム 石狩希久の園 施設長 西本真典氏のコメント
特別養護老人ホーム 石狩希久の園 施設長 西本真典氏
当時、当施設は看護師の採用が困難で、人員配置基準を割る一歩手前の危機的な状況にありました。面接を通じ、採用の障害が「夜間オンコール」にあることは明白でした。
その状況を好転させたのがドクターメイトです。オンコールの大部分を代行いただくことで心理的・肉体的なハードルが下がり、採用状況が改善しました。また、副産物として属人的だった判断がデータに基づき平準化され、誰でも一定水準の対応ができる安心感が生まれました。
広大な北海道で医療資源の確保は共通の課題ですが、私たちがドクターメイトを活用して得た『夜間の安心』と『持続可能な体制』は、道内の他の施設様にとっても、社会課題を解決する大きな希望になると確信しています。
今後の展望:救急搬送判断の精度向上と地域医療の質向上
現在、石狩希久の園とドクターメイトでは、より持続可能かつ安定したサービスを介護施設で実現するため、現場での「救急搬送判断」の精度向上についても議論を重ねています。
現場の肌感覚と、ドクターメイトで蓄積された15万件以上の相談データを活かしてマニュアルを最適化。サービス品質の精度向上を図り、地方に
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:導入事例
- 製品・サービス:夜間オンコール代行™ / DM-study(Dスタ)