2026年5月27日、株式会社エクサは、農業法人株式会社アグリマインドと連携し、生成AIを活用して経営者の「暗黙知」を組織の共有資産に変え、現場の自律的な業務改善を支援する実証プロジェクトを完了したと発表しました。本プロジェクトは、単なるシステム導入ではなく、エクサの社員が約3ヶ月にわたりアグリマインドの現場に深く入り込み、開発者が現場の空気感や経営者の哲学を肌で感じながらUXを設計したことで、AIが「現場に溶け込み、実際にビジネスを動かす」という成果を生み出しました。背景には、生成AIの「実業務への定着」という共通課題があります。最新ツールを導入するだけでは現場に溶け込まず、本質的な活用に至らないケースが多い中、エクサはUXデザインの視点から現場に深く入り込み、実効性のあるAI活用体験を構築しました。具体的には、経営者の知見を共有する「バーチャル代表」としてのAI『デジマキさん』を構築。相談の延長線上で対話できる設計により、現場スタッフは判断に迷った際の方針確認や、代表への相談相手として活用しています。また、社員向けのAIスキル共有会を毎週開催し、一人ひとりの業務課題にAIを適用するサポートを行いました。その結果、直売所の担当者が規格外イチゴの販売方法をAIに相談し、箱売りのアイデアを導き出すなど、短期間で具体的なビジネス成果が生まれています。アグリマインド代表の藤巻公史氏は、「AIは思考の抜け漏れを防ぎ、判断の精度を上げるための壁打ち相手。誰がやっても同じ結果が出る『再現性のある構造』を作ることが目的だった」と評価しています。エクサは今後、このノウハウを農業に限らず、金融業や製造業など幅広い業界へ展開していく方針です。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
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