医療データ分析およびシステム構築支援を行うフロッグウェル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小谷 直也)は、自社で提供・販売する「医療機関マスタ」の更新データを活用し、都道府県・ブロック別の変動を詳細に分析したレポートを公開いたしました。

本レポートは、医療機器メーカーや製薬会社等のエリアマーケティングを支援することを目的としており、今後も1ヶ月ごとに「全国版」とあわせて定期発信を行ってまいります。

地域別分析の背景 医療機関の動向は地域によって大きく異なります。例えば、都市部での新規開院競争が激化する一方で、地方では医師不足や病床再編が進むなど、エリアごとに求められるソリューションは多岐にわたります。 フロッグウェルでは、厚生労働省のオープンデータを独自に名寄せ・加工した「差分データ」を用いることで、表面的な数値だけでは見えてこない「地域ごとの変化の兆し」を浮き彫りにしています。

2026年2月度・都道府県別レポートの主な分析結果 当月の医療機関マスタ(医科)の変動について、地方別の分布に着目して整理いたしました。

・新規開院の約半数が「関東信越エリア」に集中 全国128件の新規開院のうち、関東信越が62件48.4%)と最多。その中でも東京都が30件と突出しており、都市部への集中傾向が鮮明となっています。

・医師数の増減に大きな地域格差。東京都+1,245名に対し、秋田県は135名減 勤務医数の変動において、関東信越が+2,198名と大幅に増加した一方で、北海道・東北地方では合計112名の減少。特に秋田県(-135名)の変動が大きく、地域による医師確保状況の差がデータに表れています。

・中国四国エリアで進む病床数の「ダウンサイジング」 全国の病床数が全体で663床減少する中、中国四国エリアが-172床と全国で最も大きな減少幅を記録しました(香川県:-93床など)。病床機能の再編や集約化が他エリアに先駆けて進んでいる可能性が示唆されます。

・経営体変更・管理者変更も関東圏が最多 医療法人化などの経営体変更(34件)、院長交代などの管理者変更(106件)ともに、関東信越エリアが全国の3割以上を占めており、医療機関の組織代謝が活発であることが確認されました。

定期レポートの配信について フロッグウェルでは、医療業界のデータ活用を推進するため、毎月「全国版」および「都道府県別版」の2種類のレポートを継続して公開いたします。最新かつ正確なマスタデータに基づく分析を通じて、企業の効率的なエリアマーケティングやリソース配分の最適化に貢献してまいります。

関連サービスのご案内 フロッグウェルでは、本分析の元となる「医療機関マスタ」を、企業のニーズに合わせて提供しています。 ・無料版: 厚労省公開の基本情報を提供 ・有料版: 独自の名寄せコード、二次医療圏、標榜科の細分化、病床数、経営体など、詳細なターゲティングを可能にする付与情報を完備。Salesforce等のCRMとの連携にも対応。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 関連組織:Salesforce
  • 製品・サービス:医療機関マスタ / 医療機関変動分析レポート