プレスリリース情報
一般社団法人自治体DX推進協議会(GDX)は、国際大学GLOCOM講師の伊藤将人氏から委託を受け実施した「デジタル化と移住促進施策に関する自治体調査」の結果を公開しました。本調査は全国473自治体から有効回答を得ています。
### 調査の背景
人口減少・東京一極集中・地域の担い手不足が深刻化するなか、国は「関係人口の創出・拡大」「転職なき移住」「ふるさと住民登録制度」などの政策を相次いで打ち出しています。とりわけ「ふるさと住民登録制度」については、2026年度の本格運用に向けた準備が進んでいます。しかし、現場の自治体での実装状況を把握する横断的なデータは限られていました。
### 主な調査結果
1. **関係人口創出施策の成果** - 関係人口創出施策を「実施している」自治体は65.7%(310自治体)。 - 実施自治体の81.4%(249自治体)が「成果が出ている」または「どちらかというと成果が出ている」と回答しました。
2. **ふるさと住民登録制度の評価** - 2026年度本格運用に向けた制度方針に対し、68.3%(313自治体)が肯定的に評価。 - 一方で31.7%(145自治体)は否定的な見方をしており、制度設計の細部については現場の意見が分かれています。
3. **移住促進業務のDX現状** - 移住促進業務のDXに「関心がある」自治体は83.1%に達します。 - 実際にDXに「取り組んでいる」自治体は48.8%(210自治体)にとどまり、関心と実装の間にギャップが確認されました。
4. **DXの内容と課題** - 実施内容は「情報発信(93.8%)」と「相談対応(71.4%)」に集中しています。 - 交流支援、実態把握、効果検証といった「関係を深め、成果を測る」領域のDXは限定的であることが明らかになりました。
5. **「転職なき移住」の推進** - 国が推進する「転職なき移住」に「取り組んでいる」と回答した自治体は58.1%(275自治体)と過半数にのぼりました。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)
- 製品・サービス:デジタル化と移住促進施策に関する自治体調査 / ふるさと住民登録制度