医療モール経営の羅針盤
医療モール経営の羅針盤を目指す株式会社マゼランメディカル(本社:東京都品川区、代表取締役社長:杉本哲哉)は、Microsoft Power BIを活用した「医療モール市場動向ダッシュボード」の公開エリアを拡大し、2025年12月の神奈川県版・2026年4月の近畿版(京都府・大阪府・兵庫県)に続き、北海道版を新たに無料公開いたしました。あわせて、独自ローデータをもとにした北海道全体の傾向分析および札幌市10区別の詳細分析を実施いたしました。
### ダッシュボードのご利用方法
本ダッシュボードは、以下の専用ページより必要事項をご入力いただくと、閲覧用URLをメールにてご案内いたします。 https://magellan-medical.com/dashboard20260526/
### ダッシュボードで分析できること
本ダッシュボードは「全体概況」「需要推計」「薬局」の3つのカテゴリで構成されています。
- **全体概況**: エリア別の医療モール軒数、診療所入居数、立地特性、開業年推移、診療科目組み合わせ、Googleレビュー評価を地図と連動して可視化。 - **需要推計**: 2050年までの将来人口・高齢化率に基づく医療需要ポテンシャルと、地価データから算出した立地リスクを市区町村単位で確認。 - **薬局(北海道版より新設)**: 医療モール内に入居する薬局をチェーン別に色分け表示。勢力拡大エリアを直感的に把握可能。
### 北海道の医療モール市場 分析主要ポイント
#### 北海道全体:「札幌一極集中」と「都市・地方の二層構造」
道内131件の医療モールのうち85%にあたる112件が札幌市内に集中しています。1990年に6モールだった道内の医療モール数は2025年には131モールと35年で約22倍に拡大しました。立地特性では、札幌市内は鉄道徒歩圏内(64%)が定着する一方、市外では車・バス前提の郊外型立地が3割超となっており、地理条件に応じた二層構造が明確です。
診療科構成では、精神科・心療内科がセットで入居する割合が高く、冬季の日照不足に起因するメンタルヘルス需要に対応する体制が定着していることが示唆されます。
#### 札幌市:「区の性格」で読み解く10区の医療モール像
札幌市内112モールを区別に分析すると、4つの類型が浮かび上がりました。
- **都心多機能型(中央区)**: 36件が集中する最大集積エリア。高評価かつ新設が続くエリア。 - **駅近ファミリー住宅地型(北区・西区・豊平区・東区)**: 地下鉄沿線で小児科・小児歯科を厚く揃えた生活動線型。 - **成熟・高齢化型(厚別区・白石区・南区)**: 住民の高齢化が進行し、大規模な医療モールが集積。 - **郊外・新興型(清田区・手稲区)**: 鉄道徒歩圏外の車・バス前提エリア。開発フロンティアとして注目。
### 医療モール内薬局の分析
医療モール内110件の薬局を分析した結果、上位3社(メディプラン・アインファーマシーズ・なの花北海道)で全体の約4割を占める寡占構造が確認されました。大手は独立系よりも駅近立地率が高く、市場は拡大フェーズにあると見られます。
### 今後の公開予定
- **2026年6月**: 全国版(全体概況)公開、統計レポートVol.5公開 - **2026年10月**: 東京都・千葉県・埼玉県版公開
今後は独自データベースに基づき、経営実態の調査や経営支援に向けた情報発信を継続してまいります。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:株式会社マゼランメディカル / マイクロソフト / メディプラン
- 製品・サービス:医療モール市場動向ダッシュボード