Unreal Engine専門ソフトウェア開発会社である株式会社ヒストリアは、JAXAとの共同研究をもとに、観測データや論文に基づき月面環境を再現し、探査ミッションの計画・検証に活用できる月面環境デジタルツイン「REAL MOON Studio」を発表しました。

「REAL MOON Studio」は、DEMデータやクレーター・岩石分布などをもとに月面環境を構築し、ローバーシミュレーション環境との連携や、月面建築の配置検討・可視化、AI学習用アノテーション情報の出力など、幅広いミッション用途に対応しています。

UEのリアルタイムレンダリング技術を活用し、物理ベースレンダリングによる陰影表現や、実際のカメラレンズ特性を反映した映像表現、240km×240kmの広域データのインタラクティブな検証を実現しました。

南極域をベースにDEMデータやクレーター、岩の分布率などを忠実に再現しており、日照再現にはNASAのSPICE Toolkitベースのプラグイン「MaxQ」を使用しています。

外部のローバーシミュレーション環境(ROS / MATLAB / AGX Dynamics等)と連携し、走行可視化やセンサー入力生成、斜度可視化によるルート設計支援も可能です。「historia UE Annotation Tool」によるAI学習用のアノテーションデータ出力や、経路探索機能も備えています。

「SPEXA -国際宇宙ビジネス展-」(5月27日29日、東京ビッグサイト)にて出展を行い、デモを公開します。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:JAXA / ヒストリア
  • 製品・サービス:REAL MOON Studio