出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井則明、以下「当社」)は、出光 CVCを通じて、Thea Energy Inc(本社:米国、CEO:Brian Berzin、以下「Thea Energy」)に出資しました。Thea Energyは、独自のステラレーター装置によりフュージョン(核融合)発電の商業化に取り組むスタートアップです。フュージョンは、持続可能なエネルギー供給を支える革新的な技術として期待されています。本出資は、その技術動向や事業化の知見を早期から蓄積することを目的としています。
フュージョンとは、太陽内部で起きている反応と同様に、軽い原子核同士が融合する際に生じる莫大なエネルギーを発電に利用する技術です。CO2をほとんど排出せず、連鎖反応が起きないため安全性が高いといった特長があります。近年、世界各国で研究開発が加速しており、日本政府も2030年代の発電実証を目指しています。
Thea Energyは、プリンストン大学・プラズマ物理学研究所発のスタートアップです。従来のステラレーター装置は設計が複雑でしたが、同社は平面電磁コイルを用いることで設備コストを大幅に低減しています。2027年以降に実証機、2030年以降に商業機の稼働を計画しています。当社は、フュージョンから得られる電力や熱を、合成燃料やアンモニア、水素の製造に活用する可能性を検討していきます。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:Corporate Investment
- 関連組織:Thea Energy Inc