世界最大規模の世論調査会社イプソス株式会社(日本オフィス所在地:東京都港区、代表取締役:内田俊一)は、最新のグローバル調査をまとめた「イプソス 世代レポート2026:連続性と断絶」を発表しました。
本レポートでは、世界的な人口減少がもたらす「消費者の消滅」に焦点を当て、AI(人工知能)の台頭が経済に与える真の影響と、企業が今後生き残るためにアプローチすべき新たな消費者セグメントについて提言しています。
「イプソス 世代レポート2026:連続性と断絶」について
今年のレポート全体を貫くテーマは「連続性と断絶」です。最年少世代が依然としてマーケターから熱狂的な注目を集める一方で、潜在的にはより価値の高い高齢の消費者が軽視されるという「連続性(変わらないもの)」が存在します。
しかしその一方で、劇的な「断絶(変化)」が目前に迫っています。世界中で人口が減少し始めており、G7のうち5カ国ではすでに死亡者数が出生者数を上回っています。本レポートでは、この不可逆的な変化がビジネスにもたらす影響と、企業が取るべき生存戦略を探ります。
レポートの内容
「消費者の消滅」とAIの限界 人口減少に対する楽観論として「AIによる生産性向上」が語られがちですが、本レポートでは「ロボットは昼食を買わない」と指摘。企業が直面する真の危機は「生産したものを買う人がいなくなること」であり、「休眠経済(高齢層)」や「耐久経済(若年層)」といった新市場の開拓が急務であると提言しています。
書き換えられるライフステージと「忘れられた世代」 晩婚化や寿命の延長により、従来のライフサイクルは崩壊しつつあります。また、メディアの注目がZ世代に集まる一方で、現在世界の主要経済圏で最大の人口ボリュームを占める「ミレニアル世代(31〜46歳)」が軽視されている現状に警鐘を鳴らします。
360万件のデータが暴く「職場の世代論」のウソ 「最近の若者は…」という議論は2500年前から存在します。職場のデータを分析した結果、仕事の価値観の違いは「世代(Z世代やX世代など)」によるものではなく、単に「加齢とともに通過するライフサイクルの変化」に過ぎないことが明らかになりました。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 製品・サービス:イプソス 世代レポート2026:連続性と断絶