株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:湊 宏司)は、全国の中学1~2年生の子を持つ親1,023人を対象に、家庭における学習環境や学習習慣の実態を把握する「小学生学習トレンド調査」を実施しました。

本調査では、中学受験経験の有無による学習時間や教育投資の違いに加え、第一志望合格家庭に見られる学習机の使用傾向、集中しやすい学習場所、幼少期の机・椅子の使用状況との関係などを分析。子どもの学びを支える環境づくりを考えるうえで参考となる「いまの小学生家庭のリアル」を可視化しました。

特設ページURL:https://shop.itoki.jp/shop/pages/2-9studydesk.aspx

数字で見る、中学受験家庭と一般家庭の学びのリアル

中学受験を経験した家庭と、経験していない家庭では、日々の学習時間や教育への投資にどのような違いが見られるのでしょうか。本調査では、小学6年生時点の自宅学習時間、塾での学習時間、塾の利用状況、教育投資額などについて回答を得ました。ここでは、それぞれの設問で最も多く選ばれた回答を中心に、いまの小学生家庭における学びの実態を数字で整理しています。

※本調査では「平均値」ではなく、最も多く回答された「最多回答」を記載しています。

中学受験経験のある家庭では、1日の自宅学習時間の最多回答が「1~2時間未満」、塾での学習時間は「2~3時間未満」となりました。一方、中学受験経験のない家庭では、1日の自宅学習時間は「30分未満」、塾での学習時間は「1~2時間未満」が最多となり、中学受験経験家庭では、塾での学習に加えて自宅でも一定の学習時間を確保している様子がうかがえます。

また、小学6年生時点で塾を利用していた割合は、中学受験経験のある家庭で87%、中学受験経験のない家庭で43%となり、受験経験のある家庭の塾利用率は、受験経験のない家庭の2倍以上の差となりました。さらに、教育投資額については、中学受験経験のある家庭では「100~200万円未満」、中学受験経験のない家庭では「50万円未満」が最多回答となりました。

調査ハイライト

・偏差値60以上の子を持つ家庭では、塾に加えて「自宅の環境整備」「教材」にも投資

・集中力の高い子どもの学習場所は「子ども部屋」が上位に

・集中して学習していた家庭が重視した学習環境、1位は「整理整頓しやすい収納」

・第一志望合格家庭の4割以上が、小学1年生までに自分専用の机を使用

・1~2歳からキッズデスクを使用していた家庭では、小学6年生時点でも8割以上が自宅学習に集中

偏差値60以上の子を持つ家庭では、塾に加えて「自宅の環境整備」「教材」にも投資

偏差値60以上の子を持つ家庭に、小学生時の学力アップを目的とした投資費用のうち最も割合が大きかったものを聞いたところ、最も多かった「塾」に次いで、「自宅の環境整備」と「教材」が同率で2位となりました。

中学受験期に塾を重視する家庭が多い一方で、偏差値60以上の子を持つ家庭では、家庭で学ぶための環境づくりや教材にも費用をかけている傾向が見られました。

集中力の高い子どもの学習場所は「子ども部屋」が上位に

小学6年生時点で自宅学習に集中していた家庭の学習場所を見ると、「自身の子ども部屋」が69.7%で最も高く、次いで「兄弟と一緒に使っている子ども部屋」が69.0%となりました。一方で、「リビング」は41.5%となり、子ども部屋と比べると低い結果となりました。

リビング学習は保護者の目が届きやすく学習習慣をつくる場所として選ばれやすい一方で、小学6年生頃になると、集中して取り組む場所としては周囲の音や人の動きに影響されにくい子ども部屋が選ばれやすい可能性があります。

学年が上がるにつれて、家庭学習の場も「見守りやすさ」だけでなく、「集中しやすさ」を意識して整えることが重要になってくると考えられます。

集中して学習していた家庭が重視した学習環境、1位は「整理整頓しやすい収納」

小学6年生時点で自宅学習に集中していた家庭に、学習環境づくりで重視していた点を聞いたところ、最も多かったのは「デスクの収納が多く整理整頓がしやすい」で18.5%となりました。次いで、「デスクが身長や体型などに適している」が17.2%、「椅子が身長や体型などに適している」が14.5%となっています。

集中して学習していた家庭では、デスクや椅子が子どもの体に合っていることに加え、教材や文具を整理しやすい収納面も重視されていることが分かりました。学習机を新たに用意するだけでなく、机まわりや学習スペースの収納を見直すことも、子どもが集中して学習に取り組みやすい環境づくりの一つと考えられます。

第一志望合格家庭の4割以上が、小学1年生までに自分専用の机を使用

中学受験の結果別に、自分専用の机を使い始めた時期を見ると、第一志望に合格した家庭では、「未就学~小学1年生」までに専用机を導入していた割合が41.7%となりました。

第二志望に合格した家庭では29.1%、第三志望以下に合格した家庭では24.1%となっており、第一志望合格家庭では、小学校低学年までに自分専用の学習場所を用意している家庭が比較的多い傾向が見られました。

自分専用の机を早い時期から使うことで、家庭の中に“学習する場所”が明確になり、日々机に向かう習慣づくりにつながっている可能性が考えられます。

1~2歳からキッズデスクを使用していた家庭では、小学6年生時点でも8割以上が自宅学習に集中

キッズデスクの利用開始時期別に、小学6年生時点の自宅学習の集中度を見ると、1~2歳からキッズデスクを使用していた家庭では、「集中していた」と回答した割合が80.8%となりました。一方、3~4歳から使用していた家庭は58.0%、5歳以上から使用していた家庭は59.5%、使用していない家庭は33.1%となっています。

1~2歳の頃から自分専用の小さな机や椅子に触れていた家庭では、小学6年生になってからも自宅学習に集中して取り組んでいる割合が高い傾向が見られました。

幼少期から“自分の場所”で絵本を読んだり工作をしたりする経験が、成長後の「机に向かう習慣」や「学習への切り替え」のしやすさにつながっている可能性が考えられます。

総評

株式会社イトーキ Web事業統括部 統括部長 石原 学

子どもの学習習慣の定着には、成長に合わせた環境を整えることが重要

近年、教育現場では「子どもの集中力が続きにくくなっている」という声も聞かれます。集中力は本人の意欲だけでなく、どこで学ぶのか、どのような姿勢で取り組むのか、教材や文具をすぐに使える状態に整えられているかといった家庭内の環境にも大きく左右されます。

今回の調査では、小学6年生時点で集中して学習していた家庭では「子ども部屋」が学習場所として上位となり、収納のしやすさや体に合った机・椅子を重視する傾向も見られました。子どもの学びを支えるうえでは、学習時間や塾・教材だけでなく、成長段階に合わせて集中しやすい環境を整えることも大切です。イトーキでは、これまでも子

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:キッズデスク