第38回福島正実記念SF童話賞大賞 受賞作

◆登場人物どうしの関係性の描き方が非常に巧み! 十分な読みごたえ! 本作は、第38回福島正実記念SF童話賞に応募された、全260作品の中から大賞に選ばれた作品。

主要指標 — KEY FIGURES

96ページ
頁数:96ページ
1976
1976年に47歳

父が作った5種類の恐竜の肉を食べた少年が等身大の恐竜に変身して、思わぬ人助けをしていく物語。選考委員によると、60枚という限られた枚数の中でも十分な読みごたえがあり、最終候補の中では完成度が抜きん出ていた。登場人物どうしの関係性の描き方が非常に巧み。発想からして年少読者をワクワクさせそうだし、物語の展開の仕方も結末のつけ方も堂に入っていて、読む者を飽かせない書きっぷりが気持ちのいい作品と言えるだろう、と評価された。

●内容紹介

主人公のリュウトは、恐竜学者の大学教授を父に持つ小学4年男子。

父親が合成に成功して冷凍庫に保管していた〝恐竜肉〟を勝手に焼いて食べてしまう。

数日後、恐竜になった夢をみた翌朝、リュウトは、なんと本物の恐竜になっていた!

恐竜になってしまった少年が、それぞれの恐竜の特性を生かし、思わぬ人助けをしていくという奇想天外な物語。

本文本文

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●書籍情報

『恐竜少年』

結城熊王・作/本田 亮・絵

出版社:株式会社岩崎書店

定価:1,430円(本体1,300円+税)

判型:A5判

頁数:96ページ

対象年齢 5歳くらい〜小学校中学年

配本日:2026年8月18日

発売日:2026年8月20日

ISBN:978-4-265-84074-8

書籍紹介ページ:https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10171482.html

書籍紹介動画:https://www.youtube.com/shorts/jO7pjLbSRd4

●著者プロフィール

結城熊王(ゆうき くまお)

1996年生まれ。第38回福島正実記念SF童話賞大賞を受賞。本作がデビューとなる。

6600万年前に絶滅した恐竜のことは覚えているのに、昨日の晩ご飯は覚えていない。

好きな恐竜はティラノサウルス。苦手な恐竜は、すぐ論破してくる恐竜。

本田 亮 (ほんだ りょう)

1983年生まれ。東京都在住。2005年 Northumbria University at Newcastle upon Tyne グラフィックデザイン科(BA) 卒業。

本の装画や挿絵を中心に、壁画や子供向けのワークショップ等、様々な媒体で活動している。人物や動物を中心に、物語性を感じることを大事にしてイラストを描く。

●福島正実記念SF童話賞とは

福島正実記念SF童話賞は、1983年、児童向けのSFエンターテインメント作品を書ける新人作家の発掘を目的として、少年文芸作家クラブ(創作集団プロミネンスの前身)と岩崎書店が、SF童話の懸賞募集として設立したものです。

日本のSF界育成に多大な貢献をし、児童向けSFの翻訳家・作家としても活躍しながら1976年に47歳で早世した元早川書房SFマガジン編集長・福島正実氏の名を冠したのは、少年文芸作家クラブを結成し子ども向けSFエンターテインメントの隆盛を願った福島氏の思いを継承してのものでした。

当初は大賞に相応しい作品の得られない年度もありましたが、大賞作が単行本として出版され課題図書やベストセラーが生まれるにつれて応募数も増え、次第に児童文学作家をめざす新人の登竜門のひとつとなっていきました。

その後、小説・映画・コミック・ゲームの世界での広がりとともにSFのジャンルとしての境界が曖昧になってきたため、第16回以降の募集ジャンルは、SFに限ることなくSF的な諸ジャンルにまで広げられています。

●第38回福島正実記念SF童話賞 受賞作品 発表・選考経過はこちら

https://www.iwasakishoten.co.jp/news/n120197.html

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:書籍情報
  • 関連組織:少年文芸作家クラブ