NECは、お客さまのバックアップデータやアーカイブデータを効率的かつ安全に保管するバックアップ専用ストレージ「iStorage HSシリーズ」の新モデルとして、シングルノードモデル「iStorage HS3-70」を本日より販売開始します。
iStorage HS3-70
主要指標 — KEY FIGURES
「iStorage HS3-70」は、前世代機「iStorage HS3-60」と比較して最大容量を2倍(最大48TB)に強化しながら、質量・最大消費電力を削減したモデルです。増大するバックアップ・アーカイブデータを効率的に保管するとともに、ランサムウェア対策をはじめとするデータ保護の強化に貢献します。
【背景】
近年、AIの活用拡大によるデータ量の継続的な増加や、ランサムウェア攻撃の高度化・巧妙化を背景に、バックアップデータを確実に保全し、インシデント発生時に迅速に復旧できる仕組みへのニーズが高まっています。また、保管コストや設置スペース・消費電力など運用負荷の削減も求められています。NECはこうしたニーズに応えるため、容量の強化と最大消費電力・質量の削減を両立した「iStorage HS3-70」を開発しました。
【iStorage HS3-70の特長】
1. 前世代機比で最大容量を2倍に拡大し、4つの容量モデルを提供
「iStorage HS3-70」は、前世代機「iStorage HS3-60」(最大24TB)から最大容量を2倍(48TB)に強化し、8TB/16TB/32TB/48TBのラインアップを提供します。これまでシングルノードモデルではカバーできなかった容量帯の環境にも本モデルで対応できるようになり、導入時の構成検討や将来のデータ増加にも柔軟に対応可能になります。
2. 質量を約16%・最大消費電力を約36%削減し、設置・運用の負荷を低減
「iStorage HS3-70」は、HW基盤の見直しに加え、冷却機構や電源周辺の効率改善により、質量を32kgから27kgへ(約16%削減)、最大消費電力を757Wから485Wへ(約36%削減)と削減しました。これらの改善は設置作業の負荷や電源設備への負担を抑えるとともに、長期運用におけるコスト削減につながります。
3. 実績のあるデータ圧縮・保護技術を継承
iStorage HSシリーズはリリース以降、累計約9,000ノードの採用実績を持つバックアップストレージです。重複排除・圧縮機能(DataRedux、注1)により、バックアップデータを最大1/20(注2)に削減してコンパクトに保管できるほか、分散冗長配置技術により、HDDの複数同時障害(パリティ設定により最大6台の同時障害)にも耐える可用性を備えています。また、定期的なデータ整合性チェックと不整合検出時の自動データ修復により、長期保管でも確実にデータを保護します。
4. ランサムウェア対策に有効なクローン・改ざん防止機能を継承
重複排除機能により容量を追加で消費することなく瞬時に筐体内バックアップを実施する「クローン機能」や、バックアップデータを一定期間書き換え・削除から保護する「改ざん防止機能(WORM、注3)」など、iStorage HSシリーズのデータ保護機能を継承しています。ランサムウェア攻撃などでデータが暗号化・改ざんされた場合でも、あらかじめ保護したバックアップデータからの復旧が可能となり、事業継続を支えます。
【今後の展開】
NECは、「iStorage HSシリーズ」の提供を通じて、お客さまのバックアップ・アーカイブ業務の効率化とデータ保護の強化を支援します。今後も、多様な業種・規模のお客さまのニーズに応える製品・サービスの強化を継続してまいります。
【製品情報】
希望小売価格:4,230,000円~(税別)
受注開始日:2026年9月11日
出荷開始時期:2026年10月予定
注1: DataRedux:新たに書き込まれるデータとストレージ内の既存データを比較し、重複するデータを排除することで格納効率と書き込み性能を向上させるデータ圧縮技術。
注2:典型的なフルバックアップ(過去のデータに対し95%の重複率)パターンの場合(重複排除の効果は、データ内容に依存します)
注3:WORM:Write Once Read Manyの略。ファイルを一定期間、書き換えや削除などの操作から保護する機能。
<「iStorage HSシリーズ」について>
https://jpn.nec.com/istorage/product/backup/hs/index.html
<本件に関するお客さまからのお問い合わせ先>
NEC インフラ・テクノロジーサービス事業部門
以上
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
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