カラクリ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:小田志門)は、王子ネピア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森平高行)のお客様相談室に、生成AIを活用した顧客管理システム「KARAKURI CXM」を提供しました。本導入は、王子ネピアの新規事業(スキンケアカテゴリー)参入を機に、AIネイティブな顧客対応体制を設計するものです。熟練オペレーターのナレッジを組織資産として継承し、顧客の声(VOC)を自動抽出して事業戦略に活かす仕組みを構築します。
導入の背景:2,000行超のデータと属人化からの脱却 王子ネピアはティッシュや紙おむつの老舗メーカーとして、2,000行を超える複雑な商品データを扱ってきました。これまでは熟練オペレーターの個人の経験や手書きマニュアルに頼っており、ナレッジの継承が課題でした。スキンケア事業への参入に際し、デジタル親和性の高い層への対応と、VOCの活用を目的としてKARAKURIシリーズの導入を決定しました。
活用の3ステップ
### STEP 1:生成AIによるデジタルチャネル構築(2025年3月〜) スキンケアサイトにAIチャットボット「GeN」を設置。また、オペレーター向け支援ツール「KARAKURI assist」により、複雑な回答文作成をAIが補助。これにより、作業時間が30分から5〜10分に大幅短縮され、回答品質の平準化を実現しました。
### STEP 2:音声からのVOC活用(2025年10月〜) 「Voice Search機能」により電話応対をリアルタイムでテキスト化。AIがログを要約・分類することで、従来の形式的な分類では見えなかった「ブランドロイヤリティ」や「流通への要望」などの顧客インサイトを抽出。商品開発や流通戦略へのフィードバックを開始しました。
### STEP 3:AIによる品質評価と育成(2026年5月〜予定) 応対音声をAIがリアルタイムに評価し、フィードバックを自動生成。熟練者のスキルをベンチマークとした、データドリブンな育成サイクルを確立し、CS品質の持続的な安定化を目指します。
王子ネピア株式会社 コメント お客様相談室の藤澤ひろ美氏は、「私たちのゴールは顧客体験の向上とファン作りです。熟練者が積み上げてきた情報を会社の資産とし、AIを万能な新入社員のように活用することで、ネピアファンを一人でも増やすことを使命にしています」と述べています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:提携
- 関連組織:カラクリ株式会社 / 王子ネピア株式会社
- 製品・サービス:KARAKURI CXM / KARAKURI GeN