株式会社河出書房新社は、第49回文藝賞受賞作家であり、人気の競馬ライター、谷川直子さんによる初の競馬小説『走れ、無印の馬』を、2026年5月27日に刊行しました。本命が◎、対抗が○、単穴が▲、連下候補に△。専門家がつけた予想の印がつく中、トレジャリーには何の印もついていませんでした。「オレの馬は駄馬だと思われてるんだな」という言葉に対し、「トレジャリーの実力をまだ誰も知らないだけ」と返す物語。コロナ禍を境に劇的に変わった2019~2024年の競馬界を舞台に、心に傷をもつ3人とトレジャリーの戦いが始まります。ネットでの馬券購入や育成ゲームの人気、一口馬主ブームなど、日本の競馬界は拡大を続けています。5月24日のオークスでは、今村聖奈騎手が女性騎手初のGⅠ制覇を成し遂げました。推し活ブームにより女性ファンも急増しています。武豊さんや細江純子さんも絶賛する本作は、OLの川村乃里を中心に、さえない3人の「100円の馬」と金持ちオーナーの「1億円の良血馬」の対決を描いています。物語を楽しみながら競馬にふれられる入門書としても最適な一冊です。

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