株式会社河部は、エンジンオイル添加剤「万象」の製造元である千葉グリーンエナジー株式会社が実施した検証において、同製品を使用した車両の走行後オイルを第三者機関で分析した結果、長距離走行後においても優れたオイル性能が維持されていることが確認されたと発表した。

世界最大級の検査・認証機関「SGS」による分析

今回の分析は、スイスに本社を置く世界的な検査・認証機関であるSGSが担当した。SGSは世界100カ国以上に拠点を持ち、自動車、エネルギー、化学など幅広い分野で国際的な分析や品質保証を行っている。特に石油・潤滑油分析の分野で高い専門性を有し、世界中の多くの企業で採用されている。

今回の検証では、「万象」を使用した警察車両のエンジンオイルを対象に、摩耗金属、不溶解分、添加剤成分などを詳細に分析。その結果、約20万km走行したエンジンオイルでも、性能が良好な状態で維持されている可能性が示された。

約20万km走行後もエンジンオイル性能の維持を確認

分析対象となったのは、「万象」を使用した警察車両から採取された約20万km走行後の実使用オイルである。分析の結果、鉄・銅・クロムといった主要な摩耗金属は安定した数値を維持し、不溶解分も低水準で推移していることが確認された。さらに、潤滑に寄与するカルシウム、リン、亜鉛などの成分も十分に残留しており、長期間の使用後でもオイル性能が保たれていることが示された。

資源不足時代に求められる新たな潤滑技術

「万象」は、燃費向上だけでなく、金属表面を保護してエンジン内部の摩耗を抑制し、オイル自体の寿命を延長させることを目指す潤滑技術である。世界的な資源不足やエネルギー価格の高騰が続く現代において、「交換量を減らす」というアプローチは、今後さらに重要性を増すと見られている。

今回のSGSによる第三者分析の結果は、エンジン保護、オイル長寿命化、そしてメンテナンスコスト削減という観点から、新たな可能性を示すものとなった。株式会社河部は、今後も「万象」を通じて、自動車、船舶、産業機械の各分野で持続可能な潤滑環境の実現を目指すとしている。

※分析結果は対象車両、使用環境、運転条件によって異なる場合がある。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 関連組織:千葉グリーンエナジー株式会社 / SGS