図版開設した「監査役人材ポータル」(上)と「内部監査人材ポータル」のビジュアル

関西企業の株式公開(IPO)への関与率が過去17年間で約7割の専門家が代表のマルコ・ポーロ合同会社(代表社員:黒坂 卓司、大阪府吹田市、以下当社※3)は、上場に必要な「常勤監査役※4」と「内部監査担当者※5」の人材紹介サイトとして、「監査役人材ポータル」と「内部監査人材ポータル」の2サイトを5月1日に開設しました。

当社は2022年から順次、上場を目指すスタートアップ、ベンチャー企業の常勤監査役と内部監査担当者に特化して、学びや交流を促す国内初の一般社団法人の運営を手掛けてきました。幅広い人脈と、代表・黒坂の知見を生かし、企業の状況に応じた人材を紹介できるのが特長です。

スタートアップ・ベンチャーのコーポレートガバナンス(企業統治)の確立に貢献し、不祥事抑止と持続的成長を後押し。また、常勤監査役や内部監査担当者が適性に応じて力を発揮し、正当な評価が得られる社会づくりにつなげます。

監査役人材ポータル:https://marcopolo.work/service/jinzai/kansayaku/

内部監査人材ポータル:https://marcopolo.work/service/jinzai/internal-audit/

「一般社団法人ないかんMeetup」(左)と「一般社団法人ベンチャー監査役協会」

背景:「適切に評価されない監査人材」×「ほしい人材の判断ができない企業」

取締役を管理監督する監査役と、従業員の業務をチェックする内部監査担当者は、両者が有効に機能すれば不祥事防止や経営目標の達成に向けた“かなめ石”となります。東京証券取引所のコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)で重視されている存在です。

当社は、常勤監査役の学びと交流を促す「一般社団法人ベンチャー監査役の会※6」と、内部監査担当者の勉強会と交流会を展開する「一般社団法人ないかんMeetup※7」の運営を手掛け、現場で活躍している常勤監査役、内部監査担当者と数百人規模で出会ってきました。

その中で、転職市場においては、実績のある常勤監査役や内部監査担当者であっても、必ずしも働きがいのある会社と出会い、適切に評価されるとは限らない現実を見てきました。企業側への聴き取りを進めると、どの常勤監査役や内部監査担当者が自社の実情にふさわしいのか、基準や評価で悩んでいる実態が浮かび上がってきました。

そこで当社は、企業のニーズと人材のミスマッチを解消するため、人材紹介事業に進出することを決めました。

2つのポータルサイトの特長

当社は、厚生労働大臣より有料職業紹介事業の許可を取得し、5月1日付で人材紹介事業を開始しました。同日開設した二つのサイトの特長をお示しします。ご相談への対応は、情報管理・守秘を徹底し、候補者・企業双方が安心して進められるプロセスで設計しています。

監査役人材ポータル

上場準備・ガバナンス強化に取り組む企業に、常勤監査役(またはそれに準ずる実務経験者)を紹介する人材紹介サービスです。

(1)候補者を「深く理解した」紹介

「ベンチャー監査役の会」を運営しているため、候補者をネット広告で広く集めるのではなく、日頃から学びと交流を通じて接点を持ち、実務経験・志向性・コミュニケーション特性まで理解した上でマッチングします。

(2)IPO実務の要件を整理

IPOの第一線で長年実務に携わってきた代表・黒坂が、上場準備で実際に必要となる要件を整理し、企業の状況に合わせて最適な人材像を提案します。

(3)スピード重視の提案フロー

要件の整理から候補者提案まで、スピード感をもって回せる体制を整えています。監査役は会社法上、業務執行を行う立場ではありません。法令・ガバナンスの枠組みに配慮し、適切な体制づくりを支援します。

【企業の状況と対応の事例】

常勤監査役の紹介を中心に、企業の状況に応じた対応の事例は以下の通りです。

・上場準備(N-2企業:上場申請を行う期(N期)から見て「2つ前の決算期(直前々期)」)→常勤監査役のご紹介

・上場準備(N-1企業:上場申請を行う期(N期)から見て「1つ前の決算期(直前期)」)→社外監査役、監査等委員のご紹介

・監査法人対応強化→監査経験者のご紹介

・ガバナンス体制整備→社外監査役のご紹介

・管理部門のリソース解消→体制整理の支援と人材のご提案

内部監査人材ポータル

内部監査人材ポータルは、上場準備・内部監査・内部統制に取り組む企業様へ、内部監査担当者(立ち上げ/運用/改善)をご紹介するサービスです。

(1)候補者を「深く理解した」ご紹介

「ないかんMeetup」の運営を通じて、候補者の経験・志向・強みを把握した上でご提案します。

(2)IPO実務の要件整理ができる

企業フェーズに合わせて「必須要件/優先順位」を整理し、ミスマッチを抑えます。

(3)独立性に配慮した体制づくりの相談

内部監査の独立性を前提に、役割定義や体制の考え方も含めて整理します。

【企業の状況と対応の事例】

内部監査担当者の紹介を中心に、企業の状況に応じた対応の事例は以下の通りです。

・内部監査の要件整理→監査法人対応を見据えた内部監査の要件整理

・監査室長候補の人材提案→監査室長候補の要件整理と人材の提案

・社長直下化/役割定義/監査計画の整理→内部監査体制の立ち上げ

・監査計画の策定から運用設計→監査計画の策定、監査実施、改善フォローの運用設計

・文章化、運用定着、評価・改善→J-SOX(上場企業に対して、自社の財務報告が正しく信頼できると証明・報告することを義務付けた内部統制報告制度)や内部統制の整備・運用

人材紹介の流れ

(1)無料相談

サイトのフォームからご入力いただきます。▽上場スケジュール▽現体制▽行き詰まっているポイントなど、簡単に共有していただきます。

(2)ヒアリング

状況と要件を整理します。独立性、期待する役割、必要なスキルを整理し、要件の優先順位を決めます。

(3)候補者のご提案、面談調整

候補者の強みと適性を添えてご提案し、面談を調整します。

(4)条件調整とご紹介、ご契約

条件調整と手続きの流れを整理し、双方が納得できる形で進めます。

【費用】

人材紹介が成約した場合、費用は年棒の35%がベースですが、ご相談の内容に応じた柔軟な手数料体系で運用します。

マルコ・ポーロ代表社員・黒坂 卓司のコメント

監査役は「置けばOK」ではなく、上場準備の論点が増えるほど“実効性”が問われます。「最短で整える」だけでなく、「上場後も破綻しない体制」を見据えてご提案いたします。

また、「形だけ作る」よりも、“運用が回る仕組み”が重要です。特に内部監査担当者を巡っては、日本ではまだまだ地位が確立されておらず、内部監査の役割を再定義したいと考えています。

監査人と企業のミスマッチの解消を通して、スタートアップ・ベンチャー企業だからこそコーポレート・ガバナンスが効いていると認識される社会づく

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:人事
  • 関連組織:マルコ・ポーロ合同会社
  • 製品・サービス:監査役人材ポータル / 内部監査人材ポータル