台股は今年、AIブームの追い風を受けて継続的に上昇しており、株価千ドル超の銘柄が多数登場している。この中で、小額投資家は積極的に零股取引を通じて市場に参加している。台湾取引所の林修銘理事長は本日(8日)、立法院財政委員会での質疑で、零股取引の開盤時刻を午前9時へ繰り上げ、整股現物取引と完全に同期させることを正式に確認した。この変更は2026年末までに実施される予定だ。
さらに、取引効率の向上を目的として、零股取引の撮合間隔も、現行の5秒から大幅に短縮され、1秒間隔へと変更される。この措置は、2027年7月の導入が見込まれている。
現在、台湾株式市場では、整股取引が午前9時に開盤するのに対し、零股取引は9時10分から初めての撮合が行われる。この10分間の時間差は、投資家の間で価格差リスクや取引効率の低さに対する不満が長年指摘されてきた。近年、高額株式の増加に伴い、零股と整股の取引時間の統一を求める声が市場から強まっていた。
民進党の郭國文立法委員は、本日の質疑で、零股取引が整股と同期する開盤時間に変更される時期について質問した。これに対し、林理事長は「2026年末までに実施できる」と明確に回答した。金融監督管理委員会(金管会)の彭金隆主委も補足し、取引制度の変更は投資家の権利に直結するため、各段階を慎重に進める必要があるとしつつ、「できる限り迅速に進める」と述べた。
撮合間隔の短縮についても、民進党の李坤城立法委員が質問。現在の5秒間隔では整股市場とのギャップが大きく、1秒間隔への早期移行を求めた。
立委から「2027年7月の導入は遅すぎないか」との指摘に対し、林理事長は、主管機関としても早期実現を望んでいるが、台湾全土の証券会社のITシステム改修が必要であり、技術的安定性を最優先に進めなければならないと説明した。
林理事長は、「重要な制度変更であるため、システムの安定性が最も重要である。撮合間隔の短縮には、証券会社のシステム改修が不可欠であり、証券業界団体と今後さらに協議を重ね、安定運用を確保する」と強調した。
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- 出典:PR Times
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