中鋼(2002-TW)は本日(9日)、6月の営収が279.94億元となったと発表した。これは前月比9.3%の減少だが、前年比では9.6%の増加である。第2四半期の営収は888.85億元で、前四半期比12.4%増、前年同期比4.5%増となった。上半期の営収は合計1680.02億元で、前年比の減少幅は0.2%にまで収束している。

中鋼は、短期的には豪雨や国際的な政策変動の影響を受けているものの、下半期にはテクノロジー関連の工場建設や公共工事の発注増により、需要が徐々に底固めされ、回復に向かうと見込んでいる。

鉄鋼市況について、アメリカの熱延鋼板の国内流通価格は連続で過去最高を更新している。また、欧州連合(EU)は2026年7月1日から輸入枠を縮小する方針を示しており、これにより輸入需要が抑制されている。

中国では6月に南部地域が梅雨と高温期に入り、建設現場の着工率が急激に低下した。これにより中国鋼価指数(CSPI)は約3.1%下落し、アジア全体の市場ムードは低迷している。東南アジア諸国連合(ASEAN)は前年の強力な拡張を終え、6月は在庫の解消に転じた。さらに、欧米での在庫処分が進まず、アジア製の鋼材が東南アジアに逆流していることから、地域内の価格競争が激化している。

中鋼グループの出荷量は77.6万トンで、5月より18万トン減少し、目標の85万トンに対して7.4万トン不足した。内訳として、中鋼本体の出荷は53.5万トン(目標60万トンに対して6.5万トン不足)、中龍鋼鐵は24.1万トン(目標25万トンに対して0.9万トン不足)となった。

当初、6月の出荷量は5月を上回ると予想されていたが、連日の豪雨により国内外の出荷が滞った。内販出荷は合計51.1万トンで、目標の54.1万トンに対して3万トン不足。外販出荷は26.5万トンで、目標の30.9万トンに対して4.4万トン不足となった。

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