韓国の李在明大統領とアメリカの大統領ドナルド・トランプが、トルコ・アンカラで開催されたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議の期間中に会談を行い、重要な合意に達した。両国は、トランプ大統領が提唱した『韓国の造船技術を活用してアメリカの軍艦建造を加速する』という提案を具体化するため、直ちに工作レベルの協議を開始することで一致した。
今回の会談は、先月フランス・エビアンで開かれたG7サミットに続き、わずか3週間ぶりの再会となった。G7会議中、トランプ大統領は韓国に対して、アメリカ海軍の艦艇建造を支援する可能性について質問し、具体的には『10隻の軍艦を迅速に建造できるか』と尋ねていた。
これに対し、李在明大統領はアンカラでの会談で協力の意思を明確に示し、「積極的に対応する」と述べた。さらに、HD現代重工や韓華海洋といった韓国主要造船企業が持つ、世界トップレベルの船舶製造技術と生産能力について、トランプ大統領に直接説明を行った。
トランプ大統領は、韓国の造船業が持つ圧倒的な建造能力と迅速な調達スピードに高い期待を示した。両国は、軍艦建造の具体的な実施計画について詳細に評価するため、政府関係者と専門家からなる作業部会を直ちに設置することで合意した。この協力体制は、アメリカが海軍の生産能力を拡大し、同盟国の防衛産業と連携を強化する戦略の一環として、韓国造船業の国際的競争力に注目していることを示している。
実際、韓国とアメリカの造船分野における協力には、すでに堅固な経済的基盤が存在する。昨年合意された貿易協定によれば、韓国はアメリカに約3,500億ドルを投資する計画であり、そのうち約1,500億ドルはアメリカの造船産業の活性化に専用される予定だ。また、アメリカにとって印太地域における主要な安全保障パートナーである韓国には、現在も約2万8,500人の米軍が駐留している。
軍事・防衛協力に加え、両首脳はG7サミットで交わした『ゴルフの約束』も再確認した。李在明大統領の正式な訪米日程を調整し、その際に別途ゴルフ会談を実施することで合意。個人的な信頼関係の構築と、二国間の外交的交流をさらに深める意向を示した。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:提携
- 原文内の日付:G7サミット(先月) / NATOサミット(現在)