アップル(AAPL-US)の株価は最近、著しい上昇を見せています。その勢いは過去6年間で最も強いものであり、現在ではアナリストからの信頼も高まっています。

『MarketWatch』の報道によると、滙豐銀行のアナリスト、ニコラス・コート=コリソン氏は、アップルの株価が今後も上昇する可能性が高いと指摘しました。かつては人工知能(AI)分野で遅れを取っていると見なされていたこのテック大手企業について、彼は「AIエコシステムにおける地位を再評価すべきだ」と述べています。

コート=コリソン氏は金曜日(17日)、アップルの投資評価を「保有」から「買い」に引き上げました。目標株価も260ドルから366ドルへと大幅に引き上げられ、これは約10%の上昇余地を示唆しています。

彼は、アップルの「強力な製品ライン」とAI技術が、同社のハードウェア事業の収益成長を牽引すると分析しています。

また、コート=コリソン氏は、クラウド大手が推定売上の39%もの設備投資を行っているのに対し、アップルはその比率を2.5%に抑えている点に注目しています。これにより、アップルは「設備投資過多の議論から距離を置ける」と指摘しています。

さらに、アップルはAIサービス「Apple Intelligence」の展開にあたり、25億台に上るアクティブなデバイス基盤を活用できる点も強みだと強調しています。

彼は次のように述べています。「AIによる恩恵が今まさにアップルに訪れています。我々は、現在のアップルが過去最高レベルのイノベーションを備えた製品ラインを持っていると考えています。」

アップルの影響力は、AIサプライチェーン全体にも広がりつつあります。BNPパリバのアナリスト、カール・アッカーマン氏は木曜日(16日)のレポートで、アップルのサプライヤーの収益が当初予想を上回っていると指摘しました。

この要因として、ハイエンドスマートフォンへの強い需要と、製品価格の上昇可能性を挙げています。

金曜日の取引では、アップル株価はほぼ横ばいでした。しかし、過去15営業日間で累計19.98%上昇しており、同期間のS&P 500指数の上昇率1.91%を大きく上回っています。

ダウ・ジョーンズ・マーケットデータによると、アップルは2020年8月20日以来、15営業日間でS&P 500を最も上回るパフォーマンスを記録する可能性があります。当時、アップルの株価はS&P 500を18.67ポイント上回っていました。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:BNP Paribas / MarketWatch / Dow Jones Market Data
  • 製品・サービス:Apple Intelligence / iPhone