中国の貸出市場における基準金利であるLPRが、14か月連続で据え置かれた。
『澎湃新聞』の報道によると、中国人民銀行が全国銀行間同業拆借中心に委託して発表した2026年7月20日のデータによれば、1年物LPRは3.00%、5年物以上は3.50%で、前回と同水準を維持した。この金利は次回発表まで有効となる。
主要な政策金利である7日物逆レポ金利は、2025年5月の引き下げ以来、14か月連続で変更されていない。このため、今月のLPRの算出基盤も変化していない。
LPRが前回変更されたのは2025年5月で、1年物と5年物以上がともに10ベーシスポイント引き下げられた。
中国人民銀行の新聞発言人であり、調査統計司司長の閆先東氏は、7月15日の国新弁記者会見で、2026年に入ってからの新規貸出金利は引き続き低下傾向にあると説明した。
まず、企業向け貸出金利の低下が挙げられる。6月の企業新規貸出金利の加重平均は約3%で、前年同期比で約0.2ポイント低下した。また、中小零細企業向けの新規貸出金利は3.57%で、前年同期比0.16ポイント低下した。
次に、個人向け貸出金利は低位で安定的に推移している。新規の住宅ローン金利は低水準を維持しており、既存住宅ローン金利の低下も促している。6月の新規住宅ローン金利は約3.1%で、前年同期とほぼ横ばいだった。また、6月末時点の既存住宅ローン金利は、前年同期比で0.13ポイント低下している。
LPRは、各金融機関が公開市場操作金利(7日物逆レポ金利)にスプレッドを加算する形で提示し、全国銀行間同業拆借中心が集計・算出する。この金利は銀行の貸出金利の参考として利用されている。現在、LPRには1年物と5年物以上の2つの種類がある。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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