アメリカ合衆国の大統領だったドナルド・トランプ氏は、月曜日(20日)に、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相が9月にニューヨークで開かれる国連総会に出席するために訪米する際、『アメリカで何があっても逮捕されることはない』と発言しました。これは、ニューヨーク市のマンダニ市長が、国際刑事裁判所(ICC)の逮捕令に協力する可能性を検討していると語ったことへの明確な反論です。この発言は、ICCの逮捕令の有効性とアメリカの立場に対する関心を再び高めています。

マンダニ市長は、先日『ニューヨーク・タイムズ』のポッドキャスト番組に出演した際、ニューヨーク市の法務部門が、ネタニヤフ氏が訪米した際にICCの逮捕令を執行できるかどうかを検討していると語りました。また、ネタニヤフ氏はICCから戦争犯罪および人道に対する罪で起訴されており、『ハーグで裁判を受けるべきだ』と述べ、この考えは多くの人々の支持を得ていると主張しました。

これに対して、トランプ氏はTruth Socialを通じて投稿し、ネタニヤフ氏が『いかなる形であれ、アメリカで逮捕されることはない』と強調しました。また、ネタニヤフ氏はイラン・イスラム共和国と戦っているのだとし、責任を問われるべきはイランの指導部であり、イスラエルの首相ではないと述べました。

図版画像:トランプのTruth Social投稿

ICCは2024年11月、ネタニヤフ氏に対して逮捕令を発布しました。これは、ガザでの戦争中に飢飢餓を戦争の手段として用いたこと、民間人を意図的に攻撃したこと、および殺人、迫害、その他の人道に対する罪に問われているためです。この事件は、2023年10月7日にパレスチナの武装組織ハマスがイスラエルを襲撃した後、イスラエルがガザに対して軍事作戦を開始したことから発生しています。

ネタニヤフ首相の事務所は日曜日に声明を発表し、ICCとマンダニ市長を強く非難しました。声明では、ICCは『カンガルーコート(不当な裁判)』であり、アメリカやイスラエルに対して司法管轄権を持たないと主張しました。また、ICCの前検察官であるカーリム・カーン氏が、性的不適切行為の告発が報じられる数日前に急いで逮捕令を出したことを指摘し、手続きの公正性に疑問を呈しました。

さらに、マンダニ市長はニューヨーク市の市政問題に優先して取り組むべきであり、イスラエルの指導者を攻撃するのは不適切だと批判しました。また、自身の政策に対する注目を逸らすためにこのような発言をしていると非難しています。ネタニヤフ氏が9月に国連総会に出席するためにアメリカを訪問する予定であることから、今後も法的・外交的な論争が続くことが予想されます。

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  • 出典:PR Times
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