三星は火曜日(21日)に、執行長直轄の機器人事業部を設立すると発表しました。これにより、関連分野の技術開発と商業化のプロセスを加速させ、機器人ビジネスを新たな成長エンジンとして構築することを目指しています。この発表を受け、市場の期待が高まり、三星電子の株価は火曜日の取引時間中に5%以上上昇しました。

三星は声明の中で、新設されるRX(Robotics eXperience、機器人体験)部門について、中長期的な機器人戦略の策定やコア技術の研究開発、事業執行を担うと説明しています。また、国内外の研究能力を拡大していく方針です。

この部門は、執行副社長の李東坤(イ・ドングン)氏が戦略チームを率いることになります。李氏は以前、現代自動車グループの機器人戦略を主導し、ボストンダイナミクス社の発展方向を指揮した経験を持ちます。

また、三星は、機器人技術が急速に発展しているアメリカ、中国、日本に機器人研究開発のハブを設立する計画を明らかにしました。現地の産業エコシステムと専門技術を活用することで、市場競争力を全面的に強化する狙いです。

この動きは、より広範な機器人開発ロードマップに基づいています。三星は1月の法人説明会で、今年中に人形機器人ビジネスにおいて「具体的な」成果を得ることを目指していると述べていました。

4月には、今後の需要に応じて投資や買収を検討することで、機器人の開発と商業化をさらに加速させるとともに、現地企業との提携を通じて技術を共同開発していくと発表しています。

また、三星は、実体AIなどの技術的進展が、機器人ビジネスの実現可能性を大きく高めていると指摘しています。今後は、生産性とユーザー体験の向上を目指して人形機器人の開発を進めていく計画で、初期段階では製造工場への導入を優先し、その後、家庭や小売分野へと段階的に展開していく予定です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:現代自動車グループ / ボストンダイナミクス
  • 製品・サービス:人形ロボット / ロボティクス体験(RX)