香港股市は水曜日(22日)に大幅な振れを見せ、主要指数が軒並み下落した。恒生指数は終値で0.95%下落し、24,892.66ポイントで取引を終えた。一方、国際株価指数(HSCEI)は1.31%下落。特に恒生科技指数は、ネット関連株の集中的な下落により3.04%の大幅下落となり、4,668.23ポイントで終了した。
本日の市場を圧迫したのは、大手テック企業の株価急落だった。騰訊控股(テンセント)と網易がそれぞれ7%以上下落し、快手は5%を超える下落を記録した。AIアプリケーションやソフトウェアサービスのセクターも大きく下げており、特に大規模言語モデル企業のMiniMax(MINIMAX-W)は11%以上も下落した。専門家は、AI産業が高成長期待の「物語の段階」から「実績の段階」に移行していると指摘。大規模モデルの競争構造や資金調達のプレッシャーへの懸念が広がっている。例えば、Kimi K3のリリースは既存のリーダー企業の優位性に不確実性をもたらしている。
また、午後にかけてPCB関連株が集団で急落。建滔積層板は15%以上下落した。これは、過剰な取引集中の解消と、南下資金(中国本土からの投資資金)の大幅な撤退を反映している。
一方、テック株が下落する中で、防御的な資産が逆に注目された。金利低下への期待、リスク回避需要の高まり、そして中央銀行の金購入継続が背景にあり、貴金属セクターが強含みで推移した。赤峯黃金と靈寶黃金はそれぞれ15%以上上昇し、紫金礦業も6%以上上昇した。エネルギーと鉱業セクターも資金の流入を受けた。石炭株では、兗煤澳大利亞が6%以上上昇。これは供給の制約と夏場のピーク需要への期待によるものだ。また、電力設備の信義光能も6%以上上昇し、逆風の中でも堅調なパフォーマンスを示した。
個別銘柄では、滔搏がナイキ(Nike)から2027年以降のオンライン販売権終了の通知を受け、株価が24.08%も急落した。一方で、新薬開発企業の康諾亞 - Bは、主力製品が医療保険のカバー対象に追加されたことに加え、初の黒字転換を達成したことで、機関投資家から「買い」評価を維持された。
今後の見通しについて、浦銀国際は投資家に対して「バーベル戦略」の採用を勧めている。成長性の側では、AIハードウェアの細分化分野やイノベーション医薬に注目。防衛性の側では、銀行、エネルギー、公益事業など高配当の資産に注目し、グローバルな資金再均衡による高ボラティリティ環境に対応すべきだと提言している。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
- 関連組織:MiniMax
- 製品・サービス:AIモデル / オンラインプラットフォーム