緯創 (3231-TW) は、米国テキサス州ダラスに位置するD1 AIスマート工場を、米国中部時間21日(台湾時間22日)に盛大に開幕しました。この工場から、全米初のNVIDIA GB300グレース・ブラックウェルスーパーチップが生産され、量産体制が確立されたことが発表されました。このニュースを受け、緯創の株価は本日(22日)に急騰し、取引高が膨らみながらストップ高の164元で取引を終え、3万1000枚以上の買い注文が積み上がりました。

このダラスD1新工場は、約7億米ドルを投じて建設され、敷地面積は約32万4000平方メートルに及びます。工場内では、NVIDIAのアクセラレーテッドコンピューティング技術が全面採用されており、NemotronやCosmosといったオープンフロントエンドモデル、さらにOmniverseおよびMetropolisと連携したデジタルツイン技術を活用して、工場設計、生産プロセス、運営効率の最適化を実現しています。

緯創は、この工場が従来の製造とは異なる、高度に統合された先端スマート製造の拠点であると強調しています。現在はNVIDIA GB300 Grace Blackwell Superchipの量産を開始しており、今後はNVIDIA Vera Rubin Superchipの生産も予定されています。今後数年間で、この施設は米国におけるAIインフラ構築の重要な拠点となる見込みです。

NVIDIAのCEOである黄仁勳氏も開幕式に登壇し、世界が史上最大規模のAIインフラ整備の波を迎えていると指摘しました。AI工場が次世代の産業革命の中核になるとし、その構築プロセス自体にもAI技術を活用すべきだと強調。NVIDIAと緯創が協力して、デジタルツインとAI駆動の先進製造を米国に導入したことを称賛し、次世代の高スキル人材育成に貢献するとともに、AI時代のスマート製造に新たな基準を打ち立てたと評価しました。

株式市場においても好反応が見られ、緯創の株価は早朝から154元で寄り付き、上昇を続け、一時ストップ高の164元で取引が成立しました。すべての移動平均線を上回る強気の展開となり、3万1000枚を超える買い注文が積み上がりました。取引高は4万4000枚を超え、機関投資家を中心とする三大法人は直近2営業日連続で買い越しとなり、合計で1万9000枚を買い増しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:イベント
  • 関連組織:NVIDIA
  • 製品・サービス:NVIDIA GB300 Grace Blackwell Superchip / NVIDIA Vera Rubin Superchip