中東情勢がさらに緊迫している。アメリカのトランプ前大統領は昨日(22日)、イランがホルムズ海峡内の船舶を攻撃すれば、アメリカはイランの『橋梁や発電所』を爆撃・破壊すると警告した。この発言を受け、ブレント原油先物価格は終値で1バレル95ドルまで上昇し、約6週間ぶりの高値を記録した。この影響で、台塑(1301-TW)グループの中でも台塑化(6505-TW)、台化(1326-TW)、台塑が本日(23日)の取引開始後に急騰し、一時的に値上がり停止に達した。

海外メディアの報道によると、トランプ氏の発言は、中東地域での米伊間の軍事的緊張が続く中で出されたもので、世界の重要なエネルギー輸送ルートにおける地政学的リスクが高まり、国際原油価格の上昇を後押ししている。ブレント原油先物に加え、米国産のウェストテキサス・インターミディエート(WTI)原油先物も1バレル89ドルまで上昇した。

台塑化は、原油価格の上昇に加えて、機関投資家の収益予測の上方修正と目標株価の引き上げにより、買い注文が集中した。外資系投資機関は過去12営業日間で7万枚以上を買い越しており、株価は93.05元まで上昇し、約3年ぶりの高値を更新した。

本日の市場では、台塑三宝に加えて、セカンダリ石化株の台達化(1309-TW)も値上がり停止に達した。また、台聚(1304-TW)、亜聚(1308-TW)、国喬(1312-TW)、華夏(1305-TW)も取引中に一時的に半値上がり停止(5%以上上昇)となった。

金融機関は、ホルムズ海峡の航行が戦闘によって深刻に妨げられた場合、ブレント原油先物価格は2026年第4四半期に120ドルを超える可能性があると指摘している。市場では、複数の石化関連銘柄が値上がり停止に達しており、これは製油業界の景気と収益性への期待を反映している。しかし、株価の高値圏での変動リスクも高まっており、短期的な取引では価格変動に注意が必要とされる。中長期的には、原油価格の動向と企業の収益が市場予想を満たすかどうかが注目される。

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