資源循環業者佳龍(9955-TW)が市場での資金調達を積極的に展開している。同社は1.5万張の現金増資を実施し、1株あたり20元で発行することで、総額3億元の資金を調達する予定だ。この増資は既存株主が保有比率に応じて新株を引き受ける形で行われ、7月30日に除権取引が実施され、9月中旬までに資金調達を完了する見込みである。

一方、鉛リサイクル事業を手がける金聯成(7865-TW)も、1株45元で6700張の現金増資を実施しており、8月4日までに資金調達を完了する予定だ。

また、可寧衛(8422-TW)は国内第3回無担保転換社債を25億元で発行する計画を発表し、金融監督管理委員会に申告済みである。この資金調達の主幹事証券会社は中国信託証券が担当する。調達資金の主な用途は、高雄南区焼却炉BOT案件への投資と、銀行借入の返済に充てられる予定だ。

可寧衛が手掛ける高雄南区焼却炉BOT案件は、民生廃棄物処理に進出する重要な成長戦略の柱である。案件の総投資額は150億元にのぼり、今年初めに工場の引渡しが完了した。同社は台湾人壽保険と合資で吉信公司を設立し、「先建後拆(先に新工場を建設し、その後で旧工場を解体)」のモデルでプロジェクトを推進している。新工場建設の3年間は、旧工場が継続して運営されることで安定したキャッシュフローを確保しており、新工場が稼働開始後は、年間発電量が3.5億度を超える見込みとなっている。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:資金調達
  • 製品・サービス:廃棄物リサイクル / 発電サービス