中国A株の三大指数は23日(木曜日)揃って高値で始まり、朝方は狭いレンジでの値動きが続きました。午前中に下落幅が拡大しましたが、午後には再び上昇に転じ、強気の狭幅な値動きを維持しました。

上証総合指数は23日、終値で0.25%上昇し、3,876.78ポイントとなりました。深証総合指数は0.44%上昇し、14,123.31ポイント、創業板指数は0.25%上昇し、3,575.52ポイントで取引を終えました。

上海・深セン両市場の取引高は合計で人民元換算で2.1953兆元となり、前取引日と比べて4,580億元減少しました。

香港の恒生指数は23日1.28%上昇し、25,210.81ポイントで終了。恒生科技指数も0.65%上昇し、4,698.48ポイントで引けました。

財信証券は、大盤の短期的な反発構造は明確に崩れていないと分析しています。利益確定売りの圧力が高まる中での取引量の縮小は、現時点での空売りの勢いが限られていることを示していると指摘しています。

また、業種間のローテーションが良好で、周期株・消費株・科技株が順番に活性化し、指数を支えている点も評価しています。ハードテック関連銘柄も大きな逆反発を示しておらず、A株の短期的な震盪上昇の可能性は依然高いとしています。

中期的には、8月末までの決算発表終了や、11月の米国の中間選挙を控えた環境が重なり、8月下旬から10月末にかけてA株市場が再び買いの好機を迎える可能性があるとしています。その時期にはリスク許容度とポジションを高めるべきと提言しています。

中原証券のリサーチレポートでは、7月22日にA株が上値を試したものの小幅な値動きにとどまり、上海総合指数は3,884ポイント近辺で上値が重くなりました。有色金属、石炭、電力関連株が上昇を牽引した一方で、ロボットやゲーム関連株は弱含みでした。創業板は値を下げて推移しました。

現在、政策による市場安定化メカニズムが定常化しており、指数に対して強力な下支えが働いていると分析しています。海外の変動要因のA株への影響は徐々に鈍化すると見られており、上海総合指数は引き続き震盪整理の動きを続けると予想しています。投資家には、有色金属や電力関連株への注目を勧めています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 製品・サービス:投資戦略レポート