貨物コンテナ海運は、需要が着実に拡大する一方で供給が限定的となっており、現在の運賃は比較的高い水準で推移しています。この状況を受けて、万海(2615-TW)の株価は今週、逆風の中でも約10%上昇し、最高値87.9元を記録しました。これは3月以来の高値です。

万海は、5月と6月にそれぞれ1隻の7000TEU級と2隻の8700TEU級の省エネ型新造船を順次受領し、営業運航に投入したと発表しました。これらの新造船は、船隊の輸送能力と運航効率をさらに高めるだけでなく、繁忙期のビジネスチャンスを確実に捉える上で重要な役割を果たすとされています。今後については、世界経済の動向、地政学的リスク、市場の需給変化を注視しつつ、船隊の配置や航路計画を適宜調整していくとしています。

現在は海運業界の伝統的な繁忙期にあたります。金曜日、上海海運取引所が発表した最新の上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)は3週連続で下落しましたが、前週の下落幅と比べて収束傾向が見られ、繁忙期前の前倒し出荷の動きが反映されています。

しかし万海は、燃料価格が高水準で推移していることに加え、新造船の建造コストの上昇、船舶の賃貸料が依然として高止まりしていること、そして主要中継港での混雑が継続していることなど、複数の要因が運賃の高水準を下支えしていると分析しています。これらの要因により、今後も運賃は高止まりが続くと見込んでいます。

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  • 出典:PR Times
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